こんにちは!
インスティチュート・カルチュラル・オアハカの日本人スタッフ坂本です。
今年もオアハカのゲラゲッツァは大盛況に終わりました。
オアハカを訪れた旅行者は去年の2割増だったそうで、街中では去年以上にたくさんの日本人旅行者も見かけましたよ。
最近では、テレビやカルチャー雑誌に取り上げられたこともあり、日本でもどんどんメキシコへの注目が集まっているようです。
オアハカのゲラゲッツァについて、詳しくはこちらからご覧ください。
ICOでは例年通り、ゲラゲッツァコース(7月15日〜26日)を開講しました。
ゲラゲッツァコースは、通常のメインプログラムの文化研修・ワークショップがゲラゲッツァ仕様になったものです。
なので、スペイン語を学びながらオアハカの文化や民族、特にゲラゲッツァについても学びたい方にはぴったりのコースです。
具体的にどんなことをするのかと言いますと、
今年はオアハカの伝統的なフォークダンス、ゲラゲッツァの歴史を学ぶワークショップを行いました。
今回はそのワークショップについて紹介します。
オアハカのフォークダンス
Baile Folklórico
先生の指導の元、オアハカ北部の村 ウアウトラ・デ・ヒメネス(Huautla de Jiménez)のステップをクラスで学びました。
写真
はじめは基本的なステップでも、手や位置が入れ替わるようになると、皆さん少し難しそうです。
ステップを学んだ後は、前後しながら2人組で踊っています。
全体の動きが揃うととても面白いです。村では、男女がペアになって踊るのだそうです。
練習を重ね、どんどん色んな動きが加わっていきます。
ワークショップの最終日は、学校の庭で発表会がありました。
実際のウアウトラ・デ・ヒメネスの衣装を着て踊っていると、いつもの学校の庭も幻想的に見えます!
発表の後は、ウアウトラ・デ・ヒメネスの民族衣装を着て記念撮影。衣装は、この日の為に先生が用意してくれました。
鮮やかなウィピル(ワンピース)を着ているのが女性で、ハットと白いシャツが男性の衣装です。
かわいいデザインはもちろん、手作りの衣装は本当に細かなところまで技術が素晴らしく、惚れ惚れしてしまいましたよ。
そして皆さんとても可愛く衣装がきまっていました。
ゲラゲッツァの歴史と文化
Historia de la Guelaguetza
スペイン語のレベルが中級以上の生徒向けに、ゲラゲッツァの歴史や文化を学ぶクラスもありました。
クラスでは、村で行われていた昔のゲラゲッツァの映像や写真なども交えて、先生が
丁寧に話してくれました。
ゲラゲッツァはもちろん、ふだんは聞けないようなオアハカの文化など、皆さん色々と質問しています。
歴史や文化について詳しく知っておくと、衣装やアイテムにどんな意味があるのかなど、もっと色んな角度から見ることができて、ゲラゲッツァのお祭りもより楽しめると思います!
お祭りも楽しみながら、ゲラゲッツァについて詳しく学んでみたい方は、ぜひお勧めです。
さて、オアハカのイベントの中でも特に人気なゲラゲッツァですが、それに劣らず人気なのが死者の日です。
ICOでは、スペイン語とメキシコ死者の日の文化について学べる死者の日コースがあり、この期間はたくさんの方が学びに来ます。
死者の日コースでは、午後のワークショップでマスク(お面)を作ったり、それを付けて実際にパレードに参加したりします。
また、メキシコ死者の日の文化や歴史を座学で学ぶ時間もありますよ。
期間中は、学校内にアルタールと呼ばれる鮮やかな祭壇も飾られます。
今年は10月21日〜11月1日に開講します。
1週間から参加可能ですので、気になる方はぜひご連絡くださいませ!!
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