2017年1月25日水曜日

【ワークショップ】ソパアステカ

こんにちは。最近は、寒暖差が激しいオアハカで風邪をひいている人も多いです。

風邪をひいていいこともありました。新しい単語を教えてもらったのです。

もともと、「moco」(鼻水)という単語を知っていたのですが、それを連呼していると「ちょっと上品さに欠けるからあんまり使わない方がいいじゃない?!」と言われてしまいました。

その代わり、「catarro」(鼻水、鼻風邪)という単語を教えてもらいました。

他言語の、言葉の持つニュアンスを汲み取るのは難しいですね。日本語で聞いた時には、カタロ(しかも、RROなのでRの強い音)よりもモコの方がかわいい感じがするのになぁ。

そういえば、以前友達にゴリオン(gorrión)という単語を教えてもらいました。めっちゃいかつい響きですが意味は「すずめ」なんだそうです。それ以来すずめを見かけると、あのかわいらしいすずめは、スペイン語ではゴリオンなのか……、としみじみと思ってしまいます。

単語力をあげたいのですが、こんな変な単語ばかりが増えているような気が……。

さて、今週のICOのワークショップでは「料理教室」が開催されています。

メキシコのスープ事情


メキシコではスープがよく食されています。町の食堂やレストランでは、「comida corrida」(コミダコリーダ)や「menu del día」(メニューでルディア)という本日の定食が楽しめるのですが、その内容は「スープ・メイン・小さなデザート」というのが主流です。1日のうちで一番しっかりと時間をかけて食べるのが昼食のメキシコですので、しっかりとスープから始めるということなのでしょう。

というわけで、外食をしたりホームステイをしているとスープを食べる機会が意外と多いのです。味噌汁をいつも飲む日本人にしてみたら、このスープの文化というのはありがたいですね。

コンソメスープの中にご飯が入ったものや、短いパスタが入ったもの、あるいはレンズ豆のスープなど、種類も豊富です。

数かる種類の中で「ソパアステカ」というスープがあります。メキシコでは伝統的なスープで、それぞれの家庭でオリジナルレシピがあると言われる家庭料理の一つです。トルティージャをあげたものや、鶏肉、チーズ、アボカド、チリなどが入ったトマトベースのスープです。

ソパアステカ

何が入っているかを羅列しただけで既にお腹が空いてきそうですが、昨日の料理のワークショップでは、このソパアステカがメニューでした。


メキシコ料理は、シンプルかと思いきやいろいろな食材が使われていることが多いです。かの有名なモーレネグロも、一から作ろうと思ったら1日以上かかるという手間のかかりようです。

ソパアステカも、下準備が色々とあります。これは、鶏肉を割いている様子。


トルティージャは短冊状に切ってから、油であげます。


左から、アボカド、チーズ、チリ。それぞれ小さく切ってボールに用意します。


まずは、パティ先生が盛り付けの見本を。ソパアステカは、まずはボールの中に具材を入れるのだそうです。鶏肉、トルティージャ、アボカド、チーズ、チリの順に入れていきます。

この料理に使われるチリは辛くないものですが、スープの味の決め手になる重要な食材なのだそうです。


続いて、生徒のみなさんも順番に盛り付けていきます。おいしい料理が目前に迫り、笑みがこぼれますね。


スープは最後に上からかけます。味の最終チェックをパティ先生が行なっているところです。

メキシコでは、料理をする際に土鍋がよく使われます。右側の、内側が緑に塗られたものは、オアハカ郊外にあるアッツォンパ村というところで作られているBarro Verde(緑の陶器)です。

スープは、なみなみにかけるのではなく、ボールに入れた具材が浸るくらいかけるのがいいのだそうです。


いよいよ試食です。日本だと、みんなが揃うのを待つところですが、準備できた人から各々既に食べていました。

このスープは大好評で、「家に帰ってからも作ろう!」、「今まで食べたスープの中で一番おいしい!」という声が聞かれました。


アップにしたのはこんな感じです。おいしそうーー!食欲をそそられますね。

料理がおいしい国はやっぱりいいですね。おいしい食べ物にありつけると言うその事実だけでもう、すでに訪れたり住んだりする価値があると言うものです。

レストランで食べ歩く料理ももちろんおいしいですが、家庭の味はやはりどの国のものもほっこりとするものが多いですね。思わず、「何杯でもいけるーー!!」と叫んでしまいそうな、そんな優しい味の料理が多いです。

ICOでは、メインプログラム、あるいはプライベートレッスンを受講していただくと、このようなオアハカやメキシコの伝統料理(主に家庭料理)を学べるワークショップに参加することができます。あるいは、ホームステイアレンジも行なっているので、メキシコ人家庭で過ごしながら家ご飯をメキシコ人家族と楽しむのも唯一無二のすばらしいメキシコの思い出になることでしょう。

ただの旅行や旅だけにしたくない、スペイン語に加えて文化も体験して学びたい!と言う方におすすめのプログラムです。お問い合わせは、お気軽にどうぞ。

それでは、良い一週間をお過ごしくださいね。


日本人スタッフ あみ

2017年1月18日水曜日

オアハカを旅する人に。【宿情報】

こんにちは。

クリスマス時期は街に観光客があふれていたオアハカです。12月から年明けまではいろんなところでフェリア(見本市)が開催されていたので街はにぎやかでした。街の中でも、日本人らしき人をちらほらと見かけました。ロスカの日で一応ホリデイシーズンには区切りがついたので、再び街は落ち着きを取り戻しつつあるように見えます。ソカロにあった巨大クリスマスツリーも解体されてしまいました。

宿情報「たなばた」


旅人の方に吉報です!!昨年2016年の末に、オアハカに日本人のご夫妻が経営する宿ができました。今日はその宿情報を載せてみたいと思います。

その名も「たなばた」。

アレブリヘのコリブリ。アレブリヘは、オアハカの民芸品。コリブリは、スペイン語でハチドリ。

日本人がオーナーというだけあり、かゆいところに手が届く細やかな配慮がいたるところに感じられる宿泊施設です。その設備一覧はこちら。

夕食: シェア飯・無料WiFi・ホットシャワー・キッチン完備・電源付個人ロッカー・洗濯手洗い可・フリーパソコン・ドライヤー・バスタオル

個人的に、ドライヤーの貸し出しがあるのはありがたい設備だなぁ、と感じました。ホテルやポサダなどでは意外と見かけないサービスな気がします。シェア飯というのも面白いですね。シェア飯には日本食が登場することもあるそうで、旅に疲れた時には、優しい日本の味が胃を癒してくれそうです。

充実のキッチン用具

オアハカを旅する人、メキシコの後に中南米に下る人、あるいはメキシコから世界一周を始める人など、様々な人が集まる場所になると思います。旅の途中には現地の情報などをできる場所というのは本当にありがたいものです。

部屋は、男女別のドミトリーに加えて、個室(1名・あるいは2名で利用可能)もあるので幅広くたくさんの方が利用しやすそうな環境が整っています。

コンセントーーーー!!!

コモンスペースにある大きな長テーブルはオーナーの手作りだそうで、コンセントがついているのがありがたいですね。最近の旅ではもはやスマホは必需品ですが、充電する場所というのは意外と見つけにくかったりするので、宿に泊まりながら自分の目の届くところで充電できるというのは画期的です。以前利用したゲストハウスで、洗面所で充電器に繋がれて放置されていたiPhoneを見つけたことがあります。海外なので、これはいつ盗まれてもおかしくない状況じゃないか……と他人のiPhoneながらひやひやしました。

閑静な住宅街の一角にあります。

オアハカのセントロ地区に位置しているので、観光などにも抜群のロケーションです。ICOからもほど近いところにあります。旅の途中で、のんびりとしたオアハカでしばらく腰を据えてスペイン語を勉強するのもありですし、旅に必要なサバイバルスペイン語のプライベートクラスを数日取るのもおすすめです。中南米のスペイン語圏を旅する際には、スペイン語が少しわかる・できるのとそうでないのでは旅の質がかなり変わってくると思います。(なぜなら、日本語はもちろん、英語も通じない場合も多々あるのです……。)中南米は先住民の文化も色濃く残っていて、歴史的・文化的にとても豊かな地域や国なので、現地の方とコミュニケーションが取れるとより深く濃い旅の経験になるはずなので、簡単なスペイン語だけでも知っていると理想的です。

旅の情報蒐集のためのミニライブラリーもあります。広々とした空間です。

今までは、旅の途中の人はオアハカはちらりと駆け足で抜けていく人が多かったと思いますが、ホスピタリティあふれるお家のような「たなばた」にステイしながら観光と学習を両立させながら滞在するというのも、新しいオアハカの滞在の形になると思います。

日本からのお問い合わせはメールで、メキシコ国内にすでにいるという方は電話も完備しているので、一度お問い合わせしてみてください。

(オアハカ日本人宿)
Margarita Maza de Juarez 203 Centro Oaxaca
Tel: (951) 518-7017


それでは、良い一週間をお過ごしくださいね。


日本人スタッフ あみ

2017年1月10日火曜日

ロスカの日

こんにちは。今週は気温が下がっていて寒いオアハカです。太陽の下に行ったらポカポカあたたかいのですが、建物の中にいて風でも吹こうものなら寒いのです。

先日、1月6日はロスカの日でした。東方の三賢人がやってきて、子どもたちはプレゼントをもらえるらしいのです。これは、新約聖書に登場する東の方からやって来た占星術の学者たちが誕生したイエスを見て拝み、乳香、没薬、黄金を贈り物として捧げたことに由来しています。日本ではイエス生誕のクリスマスはお祝いされますが、クリスマス関連のお祝いは25日までのものとして扱われています。そもそもが商業的な祝われ方なので、宗教的な要素は含んでいないし、その後に大切なお正月が控えているので一気にお正月モードになります。しかし、メキシコやカトリックの国ではこの三賢人が来るまでがお祝いです。(だから、お正月を過ぎてもクリスマスツリーなどもが飾られていて、若干変な感じがするのです。)

メキシコでは「ロスカデレジェス」というパンでお祝いされるのが一般的です。大きなリース状になったパンを職場や家族で切り分けて食べるのですが、中に何体か赤ちゃんの人形(スペイン語では、キリストのことはJesúsヘススと言います。)が埋め込まれてあるのです。

それを見つけた人は「今年一年ラッキー」の証であり、その幸せをみんなに分けるために2月2日の「Día de la Candelaria」という日にタマーレスを買うという習慣があります。宗教的には、その日はキリスト生誕から40日目に当たり、聖母マリアの浄化をお祝いするのだそうです。

ICOでもロスカのパンでお祝いされました。大きなパンはメロンパンみたいになったゾーンと普通のパンの上にアッテ(写真で見える緑や赤いもの)というフルーツが乗ってあるゾーンがあります。

これを、自分が食べたい好きな量を切って食べます。

パン屋さんによって味が違うのですが、メロンパンゾーンがオレンジ味になったところもあり、美味!

今年一人目のヘスス人形!

慎重に切り分けて、周りも見守ります。

出ました!ヘスス!

またまた出ました。ヘスス。

中には2個もみつけた生徒さんも!

左側のパンにヘススの足が見えますか?こんな感じでパンの中から出てくるのです。ちょっと怖いかも。

そもそも、パンに埋め込まれているという発想がすごいですよね。

でも、見つけるとみんな嬉しそう。

パンを切っているとがっとナイフにあたって発見です。

先生たちもみつけました。

国が変われば文化も変わりますが、日本には全くない習慣なので面白いですね。スペインに留学していた人に聞いたら、スペインにもロスカはあるのだそうですが、クリームをつけて食べるのだそう。それもおいしそうですね。

1月6日はとにかく町中ロスカだらけだったので、どこに行っても

「あ、ロスカ食べる?」

とすすめられました。おかげで色々なロスカを味わうことができました。

日本では、お正月の料理の後は七草粥でお腹を労ったりしますがメキシコは最後にパン。なかなか重いです。

みなさんのお正月はどうだったでしょうか?それでは、良い一週間をお過ごしくださいね。


日本人スタッフ あみ


2017年1月4日水曜日

2017年

あけましておめでとうございます。

2017年がいよいよ始まりました。三が日も過ぎて、日本でも社会人の方は仕事が始まったころだと思います。メキシコではお正月よりもクリスマスの方が断然大きくお祝いされるのでお正月の雰囲気のかけらも感じないのですが、相変わらず晴天に恵まれ穏やかな2017年の始まりです。

クリスマスホリデーの流れで、オアハカの街は観光客などでとてもにぎわっています。この季節に合わせて、歩行者天国でもあるアルカラ通りでは民芸品市も開催されていて、オアハカ州のいろいろなところからの民芸品のブースが並んでいます。普段はあまり見かけないようなものもあるので、本当に見がいのある市です。こちらは今週の金曜日(2017年1月6日)までだそうなので、オアハカにいる方、あるいは来る予定のある方はお見逃しなく。

おおみそか

メキシコの大晦日は友人や家族と集まって過ごすことが多いようです。私も友人に招かれてメキシコ人家族の大晦日に参加して来ました。

到着するとものすごい数の椅子と机が置いてあったので面食らっていると、来るのは全員「親戚・家族」だというのでさらに驚き。その数、30以上はあったんではないかと思います。メキシコ人は家族が大きいとは知っていましたがそれでも驚きました。しかも、来ない人もいるので、全員が集まればそれはもうものすごい数になるのでしょう。

夜も更けて来て、オアハカ名物トラユーダがふるまわれました。年越しそばならぬ年越しトラユーダ。ちなみにトラユーダは、オアハカ名物なのでメキシコ国内でもオアハカ以外ではほとんど見かけないと思います。オアハカにこられた際はぜひ食べて見てください。

屋台でもレストランでも食べることができますが、作る場所によって全然スタイルが違ったりするので、いろいろなところで食べ比べをしてみるのがおすすめです。

出典:nvinoticias.com/
やはりホリデーシーズンは食事が豪華です。美味しいものを食べて1年を締めくくることができることの幸せを噛み締めつつ、新しい年を待ちます。

こうして家族で集まるのだからカウントダウンなどをするのかと思いきや、別にそんな感じでもなく、新年を待ちきれないという人たちがフライングで花火を打ち上げている音が響き始めます。

いよいよ12時になると、周辺から花火がドカンドカンと打ちあがっていました。友人のおいっこが、「老人の人形」を作って年が開けるのを今か今かと待っていました。

その老人の人形がこちら。


こわい。

親戚の小さな子達が泣いてしまうのでずっと帽子を被されていたのですが、納得です。シャツとズボンの中に神やら何やらを詰め込んで、最後に爆竹をセットして出来上がり。それに火をつけるやいなや、老人は燃え、爆竹が鳴り響きます。

燃える老人人形

この老人の人形には1年の厄を燃やして払い、新しい年を迎えるという意味があるそうなのですが、子供からしてみたら「ものを燃やすのは楽しい」と言ったところでしょうか。

そして、ピニャータが始まったり、花火を打ち上げたりフィエスタが続きます。最後に家族の長が新年の挨拶をして、新年のabrazo(抱擁)をそれぞれが交わし、「今年もよろしくね」と言葉を掛け合います。こうして家族の絆を強めていくのだなぁ、と感じました。

その後、それぞれの家に帰っていくのですが、帰り際に「じゃあ、明日●時ね!」みたいなことを言っていたので、朝からまた集まるのでしょうか。つ、つよい、メキシコ人の家族の繋がり!と感じた次第です。

ホームステイなどをしていると、メキシコ人家庭の文化や伝統に触れることができます。家族以外の人も温かく迎え入れてくれるのもメキシコ人の特徴だと思います。あえて、祝日を挟む日程でホームステイをしてみるのもいいかもしれませんね。メキシコ人の家族に対する価値観や、フィエスタにかける情熱みたいなものを見ることができると思います。

ICOで紹介しているホスフォミリーは経験も豊富で、全くスペイン語を喋らない生徒さんたちも受け入れたこともある家庭ばかりなので、「言葉が喋れないからどうしよう」という心配はいりません。

留学について迷っていることがる、心配事があるという方はお気軽にお問い合わせくださいませ。

それでは、2017年も皆様に取って素敵な一年になりますよう、オアハカよりお祈りしております。

Instituto Cultural Oaxaca
日本人スタッフ あみ

2016年12月26日月曜日

12月のオアハカ(治安情報)

こんにちは。久しぶりの投稿になりました。12月に入って初めての投稿になってしまいました。

クリスマスが過ぎると、日本は一気に正月の雰囲気が加速するなんともせわしない季節ですね。今年も残すところあと1週間を切りました。

オアハカでも、無事にクリスマスが過ぎました。12月23日は、「大根の夜」というお祭りがありました。ラディッシュ(赤かぶ)やとうもろこしの皮を使って人形などを作りそれが展示される、というB級の香りがプンプンするシュールなお祭りです。ものすごい人が押し寄せるというので結局行かずじまいだったのですが、今年も大盛況だったとのことです。

昨日12月25日は、クリスマスでした。クリスマスは家族と過ごすというカトリック大国メキシコですが、街の様子を少しお伝えしたいと思います。(このブログの人気記事は、未だに「治安について」書いたものだったりするので、現在のオアハカの様子をお伝えしますね。)

ソカロ

ソカロは街の中心部で、メキシコの街には必ずあります。人々が集う場のようなところで、ベンチがあったり、キオスコと呼ばれる建物があったりします。日本にはないので言葉で説明するのは少し難しいので、写真を参考にしてください。(ちなみに、写真のものはオアハカのものではありません。)

出展:http://frankcisco2010.blogspot.mx/2013/07/kiosko-de-la-plaza-trece-de-julio-en.html
このような感じのものがソカロにはあります。中にベンチがあって座ってくつろぐことができます。ここに楽団がやって来て音楽を演奏している時もあります。

そんな人々の憩いの場、ソカロですが、現在のオアハカのソカロはこんな感じです。


でかい小屋が建っています。これは、「ナシミエント」というキリストが生まれたという状況を再現したジオラマです。街中でも見かけるとこがありますが、これはオアハカで見られるナシミエントで一番大きいと思います。


小屋のそばには、本物の羊も来ていました。ミニ動物園のような……。写真中の羊は人形です。


メキシコのクリスマスの伝統を紹介するための置物がいたるところにありました。等身大というところが驚きです。これは、ピニャータをしている様子です。


これは、驚きの!!街なかアイススケートリンク!!!

しかし、冬とされる12月でも半袖でウロウロしている人たちがいるオアハカのこと、スケートをしたことがある人はほとんどいない模様で、みんなリンクのふちの壁に寄りかかりながらヨチヨチと進んでいました。観覧席も設けられていて、なぜかぎっしり!!スケートをしない人たちが、スケートの様子を眺めているのがなんとも微笑ましかったです。


みんな、どのように滑るのかと興味津々にリンクを覗き込んでいました。


そして、オアハカらしいのがこの光景。長いプラスチックバッグを膨らませて棒状にしたものを投げるという遊びがとても人気です。プラスチックの袋にはキャラクターの絵が描かれていて、子どもも大人も大はしゃぎ。この光景を見ると、ああ、平和だなぁ、と思います。


見えるでしょうか、ひっくり返ったベジータと悟空の絵が。ドラゴンボールは、今でも大人気の日本のアニメです。


空に飛んでいきそうなくらいたくさんの風船を持った風船売りもオアハカのソカロを象徴するような風景です。手前に見える赤い花はポインセチア。クリスマスの季節の花なのでソカロ中に綺麗に植わっています。

靴磨きもソカロには点在しています。革靴を履く人が多いので、いつもたくさんの人でにぎわっています。

多くの人たちがソカロで何をするでもなくそぞろ歩いているのを見ると、なんだか日本の正月のようというか、初詣のことを思い出させるような気がしました。

年末なので、人が多いところなどに行くとすりなどの被害にあう可能性もありますので、町歩きは身軽な格好でするのがおすすめです。やはり年末の物入りな時期に物騒になるのは日本だけではなく、どこの国も同じなのですね。オアハカののんびりとした雰囲気についつい気もゆるみがちですが、そこは外国にいるという意識をお忘れなく。


今年も残りあとわずかです。このブログにたどり着いた方の中には、今年、あるいは今までにICOに留学しに来てくださった方もいると思います。オアハカでお会いできてうれしかったです。ありがとうございました!!あるいは、来年こそは留学してみようかな、という人もきっといるはずです。のんびりとしたオアハカで、スペイン語留学に挑戦してみませんか。お問い合わせはお気軽にどうぞ!

それでは、今年最後の一週間が皆様にとって有意義なものになりますように。

日本人スタッフ あみ

2016年11月25日金曜日

オアハカに留学、こんな人が来るんです!

こんにちは。今日も快晴がまぶしい、オアハカです。

最近は、街の中でもNochebuenaの花や木をよく見かけるようになりました。ノチェブエナとは、ポインセチアのことです。クリスマス時期によく見かけるようになります。

出展:https://welq.jp/14613

メキシコ通の方であれば、「ノチェブエナ」と聞くとビールのことを思い出すかもしれません。季節限定で、クリスマス時期に出る同名のビールがあるのです。この季節にメキシコにいらっしゃる方がいたら、ぜひともご賞味くださいませ。

出展:Loco Gringo

さて、今日はオアハカに(ICO)に留学にやって来る人たちのことを紹介したいと思います。

スペイン語を話す人がほとんどいない国日本。そんな日本からスペイン語を学びにオアハカにやって来る人というのは一体どういう人たちなのでしょうか。もしも気になっていたという人がいらっしゃいましたら、続けてご覧ください。

オアハカにくるのはこんな人だ

  1. オアハカに来てみたかった。
    →いきなりこんなざっくりな!!と思われるかもしれませんが、オアハカは街の規模がいい感じに小さく、観光都市なので町歩きがしやすい上に民芸品・工芸品などの「かわいい」ものが異常に多く、これに魅せられた方たちがやって来ます。この場合は、「スペイン語はやったことがない」という方がほとんどです。
  2. スペイン語をブラッシュアップさせるために来た。
    →これはスペイン語学習者の皆さんです。日本で勉強をしている(趣味でスペイン語教室に通っている、大学でスペイン語を専攻している、など)方たちで、先にも述べた通り日本では残念ながらスペイン語がほとんど話されていません。そこで、学んだものを実践するためにくるという方たちです。

    また、スペイン語の試験DELEを受験するのでその対策のためにいらっしゃる方もいます。
  3. 仕事で必要だから。
    →近年、メキシコに進出する日系企業の数は増えています。それにより、駐在でメキシコにやって来られる方も多いようです。とは言っても、オアハカにはそれらの会社や工場はないので、ほとんどがメキシコシティ以北の街の人ばかりです。現地でもスペイン語の講座があるようなのですが、短期で強化するためにオアハカに来られた方もいらっしゃいました。

    外国の方(特にカナダ・アメリカ)は、とにかくこの理由で来る方が多いです。スペイン語話者の増加により、自分の国でスペイン語の需要がとにかく上がって来ているそうなのです。特に、医療関係者や法律関係者が多いと感じます。
  4. 旅の途中で、これからスペイン語環境の中をサバイブしなければならない。
    →いわゆる、旅のお方です。メキシコだけ、オアハカだけをピンポイントで短期間訪れる場合にはスペイン語なんてなくても大丈夫なのですが、長期旅行者でこれからスペイン語圏(中南米)の国々を回るという人たちがこのカテゴリーに入ります。メキシコは、英語圏のカナダやアメリカのすぐ南に位置しているのに、驚くくらいに英語が通じにくいです。そこで、これから南下するという人たちがひょっこりやって来ます。

    日本人以外の旅人で意外に多いのが、「もう南米を見て、スペイン語圏があと少しで終わる」という人たちです。「なぜ最後にスペイン語を?!」と聞いてみると、「確かにスペイン語がなくても英語だけで旅はできたけど、もっと人々や国のことを理解したいと思ったんだよね。だから最後に勉強するなんて馬鹿げてると思うけど、スペイン語を勉強したいと思ったんだよ。」と話してくれた方がいました。
  5. とりあえずスペイン語留学がしたいと思っていて、色々留学先を検討した結果、オアハカに落ち着いた。→こういう方も意外といらっしゃいます。「スペイン語を学びたい」という強い意志が先にある方が多いです。スペインを考えたり、メキシコ国内でも他の街を考えたりしたけれども、街の規模や物価、治安などを考慮した結果オアハカに決めた、という方も意外と多いです。
実にさまざまな理由で留学に来ているということがわかります。オアハカの穏やかな気候の影響なのかどのような理由できたにしろ、のんびりとした環境の中、のびのびとスペイン語を学ぶ方が多い印象を受けます。

日本人の方は、日本人の在籍率を気にされる方がいらっしゃいますが、教室が日本人だらけになるということはまずありません。学ぶ目的や動機が違うので、スペイン語のレベルにもばらつきが出るためと思われます。そして結局、スペイン語のみでやっていくか、日本語を話すかは他でもない、本人の意思によるものだということをお忘れなく。

多様化する海外留学

海外留学というと、かつては「語学を勉強する」という印象が強かったですが、今日ではコミュニケーション能力や国際的感覚を身につけるなど、語学以上に重視されることがたくさんあると思います。

そういうわけで、オアハカにやって来る日本人も実に多様で面白いです。年齢の幅も広く(現役の学生さんから日本人で最年長の留学生は69歳!)、それゆえに抱えるバックグラウンドも様々です。日本で生活していただけでは出会うことはなかっただろうな、という人たちと知り合うことができ、その生き方から学ぶことも往々にしてあると思います。

そんな多様化がすすむ中最近オアハカにやって来た2人の日本人の方を紹介したいと思います。2人ともブログにてオアハカの様子や、留学中の様子などを紹介しておられるので、留学生の視点からのオアハカを垣間見ることができると思います。(そして読み物としても純粋に面白いのでおすすめです。)
  • もえもえさん
    「1.オアハカに来てみたかった」理由でオアハカに来られた方です。留学期間は1ヶ月で、全くの初心者からのスタートでした。自分がずっと来てみたかった街で好きなことに思い切り取り組む留学生活はとても充実したものだったとのことです。

    日に日にコレクションが増えていくという刺繍スカートの様子も必見。

    ブログ:オアハカに恋して
  • mayumiさん
    「4.旅の途中で、これからスペイン語環境の中をサバイブしなければならない」理由で来られました。また、オアハカへを選んだ理由は「死者の日を体験してしたかった」のもあるからだそうです。スペイン語学習経験はなく、アルファベットからの学習開始でした。ホームステイもしながらがっつり2週間スペイン語環境に身をおいて、スペイン語力をアップ。

    旅の様子はブログで覗くことができます。たくさんの美しい写真と面白い文章は引き込まれて、一緒に旅しているような気持ちにさせられます。

    ブログ:The used key is always bright


留学や旅の様子をブログに書くのは情報の発信にもなりますし、自分の記録にもなりますね。リンクを快諾してくれたお二方には感謝です。ありがとうございました!


それでは、良い週末をお過ごしください。

Instituto Cultural Oaxaca
日本人スタッフ あみ

2016年11月22日火曜日

2017年度学校カレンダー

こんにちは。今日のオアハカは、寒いです。

いや、これは、寒いのか……?

日向に出ると太陽の光がきついので全然寒くはないのですが、建物に入ると寒いです。風なんか吹こうものなら……。寒いです。そんな中、今週やってきたカナダ人の生徒さんは「寒くないよ」と言い張るので、「そんなわけはないだろう……」とその笑顔から目をそらし足元を見てみれば裸足にサンダルではありませんか……。

「だって、カナダ出身だもの(=これが寒いだって?!笑わせるなよー。の意)」

とカナダ人が言っているのをよく聞く気がします。カナダの寒さに比べれば、オアハカの寒さなんてものは、寒いうちに入らないのでしょう。一方、オアハカ人たちの今日のファッションを見ていると、ダウンジャケットに手袋までして、格好だけ見ると完全に真冬という人たちをたくさん見かけました。このギャップも、妙に面白いのです。

しかしこの季節は、雨季が終わっているので雨の心配もないのがありがたいです。そして、空の青さはこの時期が一年を通しても一番深くて気持ちがいいです。

のんびりとしていますが、あと10日ほどで12月に入ります。今年の尻尾がいよいよ見えて来ました。……と書いて見たものの、いまいちピンと来ません。

青い空、白いトナカイ。


オアハカがオススメなわけ。改めて見てみましょう!


来年に向けて、留学を考えて始めた方もいるかもしれません。学生の皆さんは春休みの短期留学や、休学しての語学留学などでオアハカにやってくるのもおすすめです。オアハカのオススメポイントとしては、


  1. オアハカは、あまり英語が通じない。→スペイン語を使わざるを得ない環境が整っています!
  2. 人々が優しい。→都会ではみんな時間がなくて、のんびりと留学生のたどたどしいスペイン語に付き合ってくれる前に英語でさらっと説明されてしまうこともありますが、オアハカの人たちは外国人がスペイン語を一生使って話しているとニコニコしながら聞いてくれます。
  3. 食べ物がおいしい。→そこに生活するのですもの、食べ物は最重要事項です。ただし、オアハカは日本食やアジア食材が手に入りにくいので、いざという時のためのお味噌汁などを持って来ておくと安心です。
  4. 街の規模が小さい。→生活が徒歩圏内で済ませられるというのは非常にポイントが高いです。日々る交通費がかからないので、その分を少し遠出する旅の費用にまわすこともできます。
  5. 郊外に村がたくさんある。→毎日の生活に疲れた時は、郊外の村を訪れて息抜きを。ちなみに、村の方に足を伸ばせばさらにスペイン語しか通じなくなります。バケーションなどを取りたくなった場合は、長期の留学の合間に1〜2週間ほど休みを取ってオアハカ南部のビーチに出かけたり、他州に旅行に出かけたりするのも長期戦の留学を乗り切る秘訣です!
  6. のんびりとしている。→日本は学生さんといえどもなかなか忙しく日々が過ぎて行きます。のんびりとしたオアハカ時間の中で、世界中の様々な年代の人たちと学ぶ中で、スペイン語のみならず多角的な視点や価値観を学んでください。自分のことや将来のことをゆっくり考えてみるのも大きな財産になると思います。
などなど、挙げ出したら色々ありますが、オアハカの訪問者のリピート率はかなりのものです。アメリカやカナダからは毎年戻ってくる人がいますが、最近では日本の人の中にも、「オアハカが忘れられなくて!」と再訪する方がいらっしゃいます。

そんな、懐が深くて、なんかまた戻りたくなる街オアハカで語学の勉強と人生の経験を積むのはとても有意義なものになると思います。

長期留学に向いているという話を進めて来ましたが、短期の語学留学や旅の途中にスペイン語を身につけるためにやってきたり、あるいは転職に生かすためスキルアップのために集中的にスペイン語を学ぶために来られるのも、向いているのではないかと思います。大きな街だとまず環境に慣れるのが大変ですが、オアハカの場合は時差ボケさえクリアすれば環境にはすんなり馴染めると思います。

2017年度カレンダー


それでは、色々と書きましたが2017年度のカレンダーです。ピンクの編みかけの部分がコースの開始日です。

ICOでは毎週月曜日に入港していただくことができますが、教科書や震度のキリのいいところから始めたいという方にはコースの開始日からのスタートがおすすめです。

また、季節に応じて様々な季節コースも開催されます。季節コースでは、教科書やスペイン語の内容は通常時と同じなのですが、ワークショップを通してその季節の文化的な行事や背景をさらに深く学べるようになっています。例えば、毎年人気の「死者の日コース」では、メキシコ(特にオアハカ)における死者の日の歴史を学んだり、コンパルさという仮装行列に向けて伝統的なマスク作りを体験したり、文化を表面的に学ぶのではなく体験することにより、理解を学びを深められるといった具合です。

クリックすると、画像が拡大します。

最後に

先日、大学を休学中して世界を旅していた大学生の邦人男性が被害に遭い亡くなってしまうというニュースを見ました。被害に遭われた方のご冥福をお祈りします。それと同時に、いろいろなことを考えさせられました。

そのニュース自体もかなりショックだったのですが、そのニュースを見たことにより「海外=こわいところ」と思われて、日本の人たちが海外に足を運ばなくなってしまったら、それもまたショック、残念だと思います。海外を一言で「怖いところ」「危ないところ」と片付けてしまうにはあまりにももったいないと、個人的にはそう思うのです。

海外に足を運んだり、住んだりすることは、決して「外国語を学ぶため」や「世界遺産を訪れる」だけがその目的ではないと思いますし、そうなってはいけないとも思います。極端に言ってしまえば、言葉が分からなくたって旅を続けることはできますし、住むことだってできてしまいます。

言葉は「ツール」です。あれば便利ですし、うまく使いこなせれば「今までの苦労がなんだったんだ」と思うくらい一瞬で問題解決することだってあります。つまり、いろんなことが円滑に行えるための手助けをしてくれる道具が言葉です。疑問に思ったことを通じる言葉で質問し答えてもらうことで、その人やその文化への理解は深まります。逆に、自分という人間や自分が育って来た文化のことを他者と共有する場合にも言葉を使って説明したり理解を求めるときに大変役に立ちます。

異文化を訪れる、そこに身を置くということは違いを知り、またその違いの中で自分が何者かを知ることでもあると思います。違いだけではなく、共通点や似ているところもたくさん発見することもあるでしょう。そういう様々な考え方や価値観があることを認識し、認めていけるようになることが海外に行くことで大切なことなのではないかと感じます。自分たちの持っているものをごりごり押し付け合うのではないところがポイントです。



ICOにいらっしゃる日本人の中には「今までスペイン語はやったことがない!」という人がたくさんいます。最初は、町の人はもちろん先生やホストファミリーの言ってることも何も分からない!!と面食らってびっくりしていますが、1週間、2週間と時間を経て行くとだんだんスペイン語がわかるようになってきたり、自分が言いたいことが伝えられるようになってくると、「スペイン語を勉強してよかった!」という言葉をよく聞くようになります。あるいは「日本でももうちょっと何かしてくればよかった」といっておられるのも聞きますが、つまりは「わかりたい気持ち」と「伝えたい気持ち」が膨らんできている証拠です。言語学習の最も大切な点だと思います。

もちろん、海外にいるので日本と同じように暮らせるわけではありません。自分が外国人であるという意識も必要になります。文化や習慣もなじみがないうえに言葉が不自由なので、日本にいるような感覚で生活するわけにはいきません。そのため、日々の意識の持ち方と、安全対策は大切です。
  • 道端で携帯を出さない
  • 自分の持ち物は常に手を離さない
  • 人混みに行った時はリュックサックを前に持つ
  • 大金を持ち歩かない
など、いたってシンプルなものですが、気をつけているのといないのとでは大きな違いです。過剰に怖がる必要はありませんが、余裕だと高を括るのは禁物です。それは、日本にいても同じことが言えると思います。そのあたりの安全意識を身につけるのも海外に出かけてくる上では大切なことかもしれません。

留学を考えるにあたってオアハカの治安のことを気にされてる方がたくさんいらっしゃると思います。それらの疑問や不安を解消するためにこのブログではオアハカの情報を常に発信するようにしていますが、スペイン語留学・オアハカ留学に二の足を踏んでいる人たちが「やっぱりオアハカに行ってみよう!」「自分の目で見てやろう!」とオアハカに来るきっかけにつながれば幸いです。

オアハカは、わざわざ足を運んでやって来る価値のある素敵な街です。豊かな文化、素朴で温かい人々、悠久の歴史、民衆の工芸品がこんなにも一緒くたになって存在する町は、世界中を見渡してもなかなかないと思います。

堅い内容ですっかり長くなってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございます。

それでは、良い一週間をお過ごしください。

日本人スタッフ あみ

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