昨日は、4月の第1週目というわけで、Day Light Savingこと夏時間が始まりました。時計を1時間早くするのか、遅くするのか、なんと表現していいのかよくわからないのですが、昨日まで9時だった時間は、昨日からは10時です。日本との時差が1時間縮まったことになります。
それにしても、先週は連日ものすごい人が街にあふれていました。セマナサンタは世間では大型連休なので、とにかく観光客が急増します。露天の人たちも「今が、かきいれ時!!」とばかりに、夜になるとどこからともなく現れて道にお店を広げていました。街歩きをする側にとっては、いろいろなお店が出ているので楽しかったです。
さて、金曜日はプロセシオン(宗教行列)が行われました。遅れて到着したので、すでに沿道にはたくさんの人々。全然前が見えないなぁ、と思いながらも行列が始まりました。この行列は、キリストが磷付になったゴルゴダの丘への道のりを再現したもので、十字架を背負った人や、血みどろのキリストの像が山車のように担がれます。厳かな様子で様々な教会のキリスト像や聖母ソレダーが目の前を通り過ぎていきます。
シレンシオ(静寂)というだけあって、かなり厳かな雰囲気です。
こちらは、キリスト像。
この日はちょうど満月。行列がよく見えないなぁ、とふと目をそらすと、サントドミンゴ教会の後ろからまん丸な月が昇ってきていました。これも行列に負けるとも劣らない美しさでした。
プロセシオンが通り過ぎて、晩ご飯を食べてからソレダー教会へ足を運んでみました。マントの下をくぐれると思ったのですが、居合わせた人に聞くと「それは昨日だよ」と言われてしまいました。そして、ビルヘンもまだ行列から帰ってきていませんでした。
でもせっかくソレダー教会まで来たのだからとニエベ(オアハカ名物のアイスクリーム)を食べて帰りました。ソレダー教会の前にはニエベ屋さんがたくさんあります。各店舗様々な味があるのでどれを食べようか迷ってしまいます。2つの味を入れてもらうこともできるので、1つにしぼりきれない人はハーフ&ハーフにするのがおすすめです。
この日は、レチェケマーダとチョコレート。チョコレートは少し置きにいった感がありますが、無性に食べたかったので……。レチェケマーダの、ケマーダ「焦げた」と言う意味です。つまり、「焦げた牛乳味」ということになるのですが、本当に焦げた牛乳の味がするので本当に不思議です。こんなにも白いのにーーー。謎です。オアハカに来たらぜひ試してみてください。焦げ牛乳味のアイスを。
街では、民芸品のフェアリア(市)も立っていて、それは4月12日までとのことなのでまたまた足を運んでみようと思います。オアハカ中のいろいろなところから民芸品が集まっています。オアハカ州もなかなか広いので、オアハカにいるからと言って州じゅうの民芸品がみられるわけではないのです。なので、このようなフェリアが立ったときこそオアハカ市近郊の民芸品以外をみるチャンスです。今回、私的にとてもつぼにはまっているのがピノペパという海沿いの街の民芸品です。ヒカラ(瓢箪みたいな殻)にいろいろな動物たちが描かれてあるのもかわいいし、織物のデザインがすばらしいです。海沿いの街なので、デザインには海の生物も多く登場していて、それが何ともゆるい雰囲気を醸し出していていい〜〜!!日本でもメキシコ雑貨を多く見かけるようになってきましたが、この辺りの地域のものはあまり見かけないのではないでしょうか。
ピノペパ、いつか訪れてみたいですが、オアハカ市から12時間もかかるのだそう。うーん、メキシコ、広い!!だから、こういうフェリアが開催されるのはありがたいですね。この次大きな民芸品のフェリアが立つのは7月(ゲラゲッツァの時期)だとお店の人が言っていました。ゲラゲッツァにあわせてのオアハカ行きをぜひぜひ検討してみてくださいね。
それでは、良い一週間をお過ごしください。
日本人スタッフ あみ
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