セマナサンタが近づいているオアハカですが、わくわくする映画の予告が発表されました。ピクサーによる今秋全米で公開予定の映画「COCO」です。
この映画は、メキシコの死者の日を題材にした映画です。ミゲルという少年の冒険のストーリーだそうですが、詳しいあらすじやコンセプトはこちらのサイトからどうぞ。
死者の日
死者の日については、度々このブログでも取り上げて来ました。一言で説明するならば、日本のお盆のようなお祭りです。
故人の魂がこの世に戻ってくると考えられていて、祭壇を設置したり特別な料理を用意したりして盛大にお祝いされます。メキシコの中でもオアハカは未だに古くから伝わる伝統が残っており、盛大に死者の日がお祝いされる地域です。
死者の日コース2017
Instituto Cultural Oaxacaでは、毎年死者の日に合わせて死者の日の特別コースが開催されます。
<コースのハイライト>
コース期間中は、特別なワークショップやイベントが開催されます。
- マスク作り(ワークショップ)
メキシコでは、お祭りの時にマスクをが多々使用されます。死者の日コース中にはマスク作りのワークショップが行われます。型を作るところから始めるので、世界に一つの自分の顔にぴったりと合うマスクを作ります!大人も思わず熱中してしまうものを作るワークショップ。出来上がったものはもちろん持ち帰ることができるので、オアハカの良い思い出になること間違いなしです。
- お菓子作り (ワークショップ)
死者の日の前後には、市場の様子もガラリと変わります。祭壇に備えるための花やお菓子などが並び見ているだけで楽しいです。ワークショップでは、死者の日にまつわるお菓子作りにも挑戦します。シュガースカル(骸骨の砂糖菓子)などの定番から、その季節によく食べられるお菓子までいろいろです!食は文化の大切な要素です。美味しく食べてメキシコ文化を学びましょう!
- マスク展覧会
他の生徒さん達が作ったマスクを一堂に並べて展覧会が行われます。同じ工程を経て作られたマスクも、完成したものはそれぞれの個性がひかります。
- コンパルサ
コース期間中に、ICO主催でパレードが開催されます。ワークショップで作ったマスクをつけて学校周辺を音楽とともに練り歩きます。
<期間>
2017年度の死者の日コースは10月23日〜11月3日の2週間です。
1週間からの受講も可能ですが、ワークショップを楽しんだり死者の日についての理解を深めたりするには2週間の受講が断然おすすめです。
また、お墓などを巡るツアーも例年開催されています。(今年度の日程と料金については未定)
メキシコの文化も存分に体験できる死者の日コース期間中のスペイン語留学へのお問い合わせはお気軽にどうそ!
10月はまだ先になりますが、映画COCOの予告編に合わせて少し早めのお知らせでした。この秋はオアハカでメキシコを体験してみませんか?
夏(7月)にはゲラゲッツァのお祭りもあります。こう書くと、一年中お祭りばかりのオアハカのようですが、本当にいつ来てもおいしい食べ物とやさしい人たちとお祭りがあなたを迎えてくれますよ!のんびりとしたオアハカタイムでお待ちしています。
日本人スタッフ あみ
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