そんな温暖な気候の中、先週より「クリスマスコース2015」が始まっています。
ワークショップ〜ピニャータ作り
クリスマスコース2015が12月7日に始まりました。一週目のワークショップは「ピニャータ作り」と「ナシミエント」作りです。
ピニャータの作成風景。まずは、壺にペタペタと新聞紙を張っていきます。メキシコのピニャータはにはこのように陶器が使われます。
デコレーションに使う紙。パペルチナ(訳すと、中国の紙)という紙を使います。日本語では「薄紙」と呼ばれている種類の紙です。触るとパリパリした感じですが薄いので加工がしやすいのが特徴です。パペルピカドなどにも使われている紙です。日本でピニャータと作ってみようと思っている方は画材屋さんなどで探すと見つかると思います。
作るピニャータの数は3つ。そのうちの一つは7つの角がついたクリスマス時期に使われる伝統的なデザインです。7つという数字にはそれぞれ意味があるのだそうです。
出来上がったのがこちら。
と、こちら!トナカイと雪だるまも完成です。(ダッシュで完成させて、こんなにも可愛いのが仕上がったのに、この数時間後には割られる運命になるとは、なんという切なさ……!)
ナシミエント設営
ピニャータを大急ぎで完成させて、その後設営されたのが「ナシミエント」。キリスト生誕時の様子をジオラマで再現したものですが、ナシミエントを表す言葉として、英語には"the Nativity"という単語があるそうです。出産とか誕生という意味もあるそうなのですが、日本語ではそれらの言葉ではキリストの生誕のことは差さないので、文化の違いって面白いなぁ、とこのようなところで感じたりします。
ナシミエントに使われる人形たち。箱から出てくる量はものすごく、それぞれに意味があるというのだから驚きです。一つずつ新聞紙に包まれて保管されている様子は、ひな祭りを思い出させます。
あっという間に完成。なんとかポサダに間に合いました。肝心のキリスト(赤ちゃん)ですが、彼が生まれたとされる12月24日に置かれるのだそうです。
※写真は昨年のものと酷似していますが、今年のナシミエントです。笑
最後に
日本でもクリスマスにはツリーを飾ったりする習慣がありますが、ピニャータやナシミエントはメキシコならではなので、このワークショップをとった生徒さんたちは、今までとは違った視点でクリスマスを見ることができたことと思います。お知らせ
来年度のコース開始日などをカレンダーに追加しました。2016年は、オアハカに来てみませんか??
日本人スタッフ あみ
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