今週のワークショップはセマナサンタにまつわる伝統的な料理です。メキシコ料理というと、あっという的に「タコス」が有名で、オアハカ料理はというと「モーレ」が代表的ですが、まだまだ知らない料理がいろいろあるものですね。
メキシコ料理の主食はトルティージャですが、豆もかかせない食材の一つです。オアハカでは、黒い豆(フリホーレス)がよく食べられています。ペースト状にした黒いフリホーレスは、トルティージャやらパンやらいろいろなものに塗られます。
この日のメニューは、Dulce de garbanzo.(ひよこ豆のお菓子)とAgua de chía(チアシードのアグア)
食材を目の前に説明を受けて、
洗って、下準備。
しばらくしてもう一度キッチンをのぞくと、全員で猛烈に豆の皮を剥いていました。
写真も撮りつつ……。(こういう光景を見ると、ああ〜、すっかりスマホの世の中やなぁ〜、と思ってしまいます。)
ライムもメキシコ料理にはかかせない食材の一つ。
アップはこんな感じ。
ここまで調子良く写真を撮っていたのですが、出来上がりを撮り忘れるという失態。ああ……!!というわけで、借り物の画像をアップしておきます……。
(出典:luisfi61.com)
あまからく炊いたお豆さんみたいですね。(薄いコメントですいません……。)
こちらは、チアシード入りのアグア。チアシードは、調べてみると日本でも注目の食材なんですね。水分を含むとプルンとしたゼリー状の食感が出て、満腹感が出るの出そうな……。それでダイエット食品として注目を浴びているのだとか。
アグア以外にどうやって使われるのか知らないのですが、チアシード入りのライムのアグアは大好きです。グアダラハラなどでは、agua de limonといえばこのアグアが出て来るのですが、オアハカでは緑色のものが多いです。(メロンソーダのような色です。)
こんな感じ。
これは、ライムの皮をすりおろしたものを入れるからこんな色になるのです。味も少し苦みがあります。メキシコ料理、シンプルに見えて意外と下準備に時間と手間のかかるものが多いなぁ、と感じます。
アグアは本当にあつさが吹っ飛ぶさわやかな飲み物なので、日本でもぜひともはやってほしいところですが、日本でのライムの高さを考える(一個150円くらいしますよね……。)となかなか難しいのかなぁという気がします。メキシコでは、ライムは食卓には欠かせないものでみんなキロ単位で買ったりもしています。果物や野菜が安価に手に入る国はうらやましいです。外国の人が日本に来て「果物が高い」と嘆いているのがメキシコに暮らしているわかる気がします。
さて、写真を撮っていなかったばっかりにえらく話しが脱線してしまいましたが、メキシコの食文化は豊かだなぁ、という話でした。
今日から4月。(日本では昨日ですね。)新年度の始まりで新しい年の目標を立てた方もいるのではないのでしょうか。その中に「オアハカでメキシコとスペイン語を学ぶ!」というのがあるとうれしいなぁ、と思います。
それでは、よい一日をお過ごしください。
日本人スタッフ あみ
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