死者の日コース、ワークショップがもう一つ開催されています。死者の日にまつわるお菓子づくりです。「死者の日」というくらいなので、ガイコツのグッズが巷にあふれるわけですが、特に目を引くのはざーーっとたくさん並べられたガイコツの砂糖菓子たち。
スペイン語では、Calaveritas de azúcar(カラベリータスデアスーカル)。英語では、Sugar Skull(シュガースカル)。日本語では……。なんて言うのでしょうね?!日本にはない文化なので、その名前もありません。
さて、このカラベリータスは、死者の日が近づくと市場やスーパーでよく売られているのを見かけます。砂糖のものや、チョコレートのものやら、さまざまですが、どれも派手派手にデコレーションが施されていて、みていて楽しい一品です。日本でガイコツというと、あまり縁起のいい感じはしませんが、なにせメキシコのガイコツたちは陽気なのです。
売られているのでよく見かけるけれど、意外と作り方は知らない、ということもよくあります。死者の日コースの2週間の間、死者の日にまつわるお菓子づくりのワークショップが開催されました。
まずは、材料を目の前に作り方の説明を受けます。
お菓子づくりに必要な単語を学びます。食べ物を作ることは日常に欠かせないことですが、料理にまつわる単語(用具などは特に。)は意外と知らなかったりします。
いよいよ型の中に砂糖を入れます。
こういうガイコツの型がメキシコにはよく売っているのですね。死者の日前後には売り切れてしまうのだそう。
型から外したガイコツはこんな感じです。
食紅でデコレーション用のクリームを作ります。いろいろな色を混ぜて作るのですが、「思てた感じと違うーーー」とかワイワイいいながらお菓子づくりは進みます。
ケース越しの写真しか取れませんでしたが、出来上がりはこんな感じでした。やはり、カラフルにデコレーションすると一気にポップになります。
この砂糖菓子、祭壇などにも飾られていますが、最後はどうするのでしょうか。食べるのかなぁ……?!でも、100%砂糖。甘そう。……素朴な疑問です。
全ての人が手作りでこれらのものを準備するわけではありませんが、お祭りの準備を眺めるのはとても興味深いです。それぞれのものに意味があって、段階を踏みながら準備するのは日本のお盆と同じだなと感じました。
それでは、まだまだ死者の日のレポートを続けたいと思います。
日本人スタッフ あみ
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