こんにちは。お久しぶりです。最近、本当に毎日が過ぎるのが早いなぁと思います。気がついたら8月ももう折り返しです。
オアハカは、最近めっきり朝晩涼しく日によっては、ちょっと肌寒いなぁと感じられる程です。(かと思えば、日中ぐんと気温が上がったりして、体調管理に気をつかいます。)
日本は、ちょうどお盆ですね。Yahoo!ニュースを見ていたら、五山の送り火のニュースが出ていました。思わず、「ところで、五山の送り火ってなんでするんやろう?!」と考えてしまいました。
お盆は「ご先祖さまたちが家に帰ってくる期間」というざっくりとした認識だったのですが、人に説明しようとすると、「あれ、これであってたかな?!」と自分の知識があやふやというか、自分の国の文化なのにきちんと説明できないのはちょっとなぁ、ということに気がついて苦笑いです。日本にいたらあまり意識しないことも、日本の外で生活してみると意識したり考えさせられたりすることが多々あります。そういうときは、インターネットの情報を鵜呑みにするのもだめだとは知りつつもついつい頼ります。→お盆とは(はてなキーワード)
さて、このお盆。メキシコに「死者の日」というお祭りがあるのですが、「故人が戻ってくる」という点で日本のお盆によく似ています。メキシコの人にも「日本にもDía de muertos(死者の日)あるよ!!」というと驚かれます。
故人を偲ぶ、という点では同じ考えなのにやはり国が違えば祝われ方が違います。お供え物をしたり、お墓をきれいにしたりするというところまでは同じなのですが、オアハカで音楽を演奏したり、ガイコツを飾ったりとメキシコの死者の日はとてもカラフルです。
オアハカでは、メキシコの中でも特にこの「死者の日」を盛大にお祝いすることで知られています。ゲラゲッツァやナビダ(クリスマス)の時期と並ぶくらいに街がにぎやかになるそうです。私自身も、初めての体験になるので、今からわくわくしています。
私が働いているオアハカの語学学校、Instituto Cultural Oaxacaでは、「死者の日コース」が開講されます。授業の内容に死者の日の歴史や文化を学ぶ機会がプラスされたり、ワークショップで「マスクづくり」をしてコースの終わりにはその仮面をかぶってコンパルサという行列をしたりと盛り沢山の内容です。
また、オアハカ周辺の村やその共同墓地を見に行くツアーも催行されます。日本でも近年じわじわ知名度が上がっている「死者の日」を隅から隅まで味わうことができるコースとなっています。
2014年の「死者の日コース」は、10月20日(月)〜31日(金)となっています。ツアーは、10月31日、11月1日、11月2日の計3日間(それぞれ違う場所を訪れます)です。
興味のある方は、ぜひぜひお気軽にお問い合わせ下さいませ。
E-mail : info.jp@icomexico.com
※ICOでは、ホームステイなど宿泊施設のアレンジも行なっています。
それでは、よい週末をお過ごし下さい。
ICO日本人スタッフ
あみ
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