2015年8月14日金曜日

メキシコがテーマになった映画「フリーダ・カーロの遺品−石内都、織るように」

こんにちは。

日本は真夏の盛り、めちゃくちゃ暑いというのはニュースや友だちなどから耳にしているのですが、それでも今、日本に行きたい‼︎と思わされる理由が一点。

この映画です。



フリーダカーロは、メキシコの画家です。近年ますます注目されている女流画家の一人だと思いますが、私が知るきっかけになったのは大学の時の友だちに教えてもらったのが一番最初だったと思います。映画好きのその友だちから、「フリーダ」という映画を教えてもらい、観たときに衝撃を受けたのを覚えています。彼女の壮絶な人生にもですが、そこから生み出される作品の力強さがとても印象的でした。

フリーダというと、その内面を表した自画像が多く、また彼女の作品のイメージはどちらかというと内面の苦しみが表現されたものが多いように感じていました。しかし、サンフランシスコのSFMOMAで「フリーダとディエゴリベラ」という作品をみてからその印象が大きく変わりました。

(出典:mexicoradiointernacional

その絵は、予想に反してとても柔らかい色をしていたのです。実物はこの画像よりも、もっともっと柔らかくて優しい色でした。今までの強烈なイメージとのギャップに戸惑いましたが、こんな優しい絵を描く人だったのかと驚きました。そして訪れたフリーダの青い家のキッチンの鮮やかな黄色や、フリーダのコレクションだというガイコツや悪魔の人形をみて、なんだかキュートな人だなぁという印象を抱きました。

そういうわけで、フリーダカーロは好きな画家の一人なのですが(でも、メキシコシティでディエゴの壁画やシケイロスの壁画を見て彼らの作品も大好きなので、ただのミーハーかもしれませんが……。)、この映画に惹かれるもう一つの理由は、フリーダはオアハカ州のイスモ地方のドレスを愛着していたのでそのためだと思いますが、オアハカにも取材に来られていたようなのです。この映画の記事を見つけてから関連記事の中に何度もオアハカっぽい風景が映っていたので、劇中では一体どのように扱われているのだろうか、と気になっているのです。


今日、THE HUFFINGTON POSTの日本語版にて小谷忠典映画監督のインタビュー記事を見つけました。メキシコという国を、フリーダカーロの遺品を出発点にして、この映画の製作に関わった人たちがどのようにメキシコを見たのか、見つめたのか、とても興味があります。

近年は、日本でもメキシコ料理や雑貨などでメキシコが注目されつつありますが、まだまだメキシコの魅力は届いていないような気がします。完成されたものだけを見ると、その過程やその後ろにあるものが見落とされがちだからです。どうしてこんな風に作られたのかとか、どういう意味があるのかとか、そういうところです。私は、それらを知ることでその国やその文化のことが今までよりも身近に感じられて、もっと知りたい気持ちが湧いてくると思っています。だから、日本のメキシコブーム的なものの到来があるとすればメキシコが好きな者として両手をあげて喜びますが、ただ「かわいい〜!」から人気になっているのではなく、その一歩先のなぜそれらの雑貨や民芸品、あるいは刺繍が作られるのか、それらを作っているのはどう人たちなのか、どういうところに暮らしているのかというところにまで興味が到ってほしいと願っています。そうすれば、もっとメキシコという国の魅力が日本にも広まるのではないかと思うのです。この映画は、なんだかそれを感じさせてくれそうな、そんな予感がするのでめちゃくちゃ観たいのです。ああ〜、メキシコにいるのにメキシコに関する映画が見れないなんて、なんて皮肉な……‼︎残念ですが、Ni modo(仕方がない)です。

日本では公開が始まったばかりのようなので、メキシコの魅力をぜひとも感じてみてください。私も微力ながら、ここオアハカよりメキシコの魅力を発信していければいいなと思っています。そして、たくさんの人にオアハカやメキシコに実際に足を運んでもらいたいです。

それでは、良い週末をお過ごしください。


Instituto Cultural Oaxca
日本人スタッフ あみ


*映画の公式サイトはこちらから>>http://legacy-frida.info/

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