2016年8月15日月曜日

オアハカがおすすめな6つの理由!

こんにちは。日本ではなんと今年から「山の日」があると聞きました。

休みが少ないイメージの日本ですが、離れてみると「祝日いっぱいあっていいなぁ」という気持ちになります。海の日の次は山の日かー。でも、体温を超えるくらいの猛暑が毎日続いているときいているので、この暑さの中果たして山登り……?!と、雨上がりの肌寒いオアハカで考えています。

ちなみに、オアハカでは先週「タクシー運転手」の日がありました。どうりで朝からリボンが盛大についたタクシーが走っていると思いました。

さて、オアハカと聞いて日本の人は何を思い浮かべるのでしょう。

大半の人は、「なにそれ?」「どこそれ?」という感想を持つのではないでしょうか。「お墓」にも聞こえるし「大阪」にも聞こえる不思議な響き、オアハカ。

オアハカは、一言で言ってしまうと地方都市です。それゆえ、乗り継ぎをしなければならず、メキシコシティなどの大都市に比べて日本からのアクセスは悪いかもしれません。しかし、地方都市ならではの魅力に溢れています。

オアハカの魅力(1)街の規模が小さく、安全!


オアハカのいいところは、街の規模が小さいのでどこへ行くにも歩ける距離にあるということです。郊外の村に行こうとなるとタクシーやバスなどを使うことになりますが、市内の移動には交通機関を使う必要がありません!

日々の出費で、交通費は以外とかさむものです。これが省けるとなると、お茶代くらいにはなるのでありがたいですね。また、通学にかかる時間が短いと、その分街をうろうろする時間に有効活用できるのも利点です。

街の規模が小さいので、街の中心部に必要なものが固まっているといるのも、オアハカが住みやすい街だと感じる一因かもしれません。

また、オアハカ市内は観光都市なので、観光にも力を入れています。市内には博物館やギャラリーなどが点在していて文化度が高く、街歩きが楽しい街です。

また、あらゆる国で言えることだと思いますが、南の地域の人たちは穏やかでのんびりとしているという傾向があります。オアハカもその限りではありません。大きな街の人がちゃきちゃきと忙しそうなのに対して、オアハカは完全に「オアハカタイム」が流れていて、メキシコの中でも取り分けゆったりとした気質の人が多いと感じます。

オアハカの魅力(2)少し足を伸ばせば雰囲気がガラリ!

オアハカ州は、メキシコの中でも先住民族の多い州として知られています。そしてそれらの村はオアハカ市の周りに点在しているので、バスや乗合タクシーなどで簡単に訪れることができます。

それぞれの村にはそれぞれの村の特産品や民芸品があり、また、村ごとに民族衣装も微妙に異なります。それらを見に行くのも楽しいですし、村の人たちは穏やかで質問するとていねいにいろいろなことを教えてくれるので、オアハカに来たらぜひとも村を訪れることをお勧めします。しかし、村の人たちはほとんど英語を話しません。(彼らのネイティブの言語はスペイン語ですらなく、サポテコ語などを話す人が多いです。)ですので、彼らとコミュニケーションをとるにはスペイン語が必須になってきます。

また、オアハカの街は小さいので少し街を離れると豊かな自然も広がっています。プエブロマヒコ(魔法がかけられたかのようなエキゾチックで独自の文化を持つ、政府に認定された村)もオアハカ州に数カ所点在しているので、それらを訪れてみるのも普段のオアハカとは違った一面が見られることでしょう。

オアハカの魅力(3)食べ物がおいしい!


「食が合う」というのは、他の国や地域を旅したり暮らしたりするのにかなり重要な項目だと思います。

「おいしいご飯がある」というだけで、その国やその地域に住むのが楽しくなることは保障されていると言っても過言ではありません。それくらいに食というのは大切だと(少なくとも私は)思います。「ご飯が合わない」のは、旅をしていても住んでいても辛いものです。

メキシコ料理は一般的にも日本人の口に合うと思います。本場のメキシコ料理は以外と辛くなくて、どちらかというと素朴な味のものも多く(スパイスが必要な場合は、自分でサルサをかけて味を調整します。)、日本人に好まれる料理だと思います。メキシコの中でもオアハカは特に料理がおいしい州として有名です。

ホームステイをして素朴な家庭料理を味わうのもよし、街に点在するレストランで本格的なメキシコ料理・オアハカ料理を味わうもよし、食が大充実のオアハカです。また、メキシコの屋台文化もオアハカにももちろんあるので、エローテ(トウモロコシ)やタコス、ハンバーガーなどのストリートフードも楽しむことができます。

オアハカの魅力(4)気候がいい!


メキシコは暑いと思われていますが、実は、季節によっては日本よりも快適に過ごせるのです!

オアハカが一番暑くなる時期は、3〜5月です。気温がグンと上がり日中は太陽の光が強いので焦げるように暑いです。しかし、日本の暑さと違うところは高原地帯にあり空気が乾燥しているので、日陰に入ると涼しい風が吹くというところです。そのため、オアハカではエアコンを使っているところは、大きな量販店を除いてはあまり見かけません。

6、7月に入ると雨季が始まります。通常、夕方にまとまった雨がふるので、日本の梅雨のように1日中しとしとと雨が降り続くことはまれです。昼間の熱気を夕方の雨が吹き飛ばしてくれるので、一日中快適に過ごせます。この時期に注意しなければいけないのは、朝昼の寒暖差です。軽く羽織れるジャケットなどはどの時期も重宝します。

冬は多少寒くなりますが、氷点下になるようなことはありません。一年を通して温暖で乾燥しているので、日本の春先・秋口のような過ごしやすい気候です。

オアハカの魅力(5)物価が安い!


これに関しては、私はあまりわからないのですが、キューバやドミニカ共和国、グアテマラのアンティグアなども回ったという人の話ではオアハカの物価が一番安く感じたということでした。グアテマラの物価は安いですが、アンティグアは観光都市なのでカフェなどはなかなかいい値段がしたという旅人の情報です。

住んでいると、あんまり安くないなぁ、と感じるものもありますが(特に電化製品などは、日本の方がクオリティがやはり高く、そして安い。)、野菜やフルーツなどは断然に安くて、生活費があまりかからないなぁという印象を受けます。

オアハカの魅力(6)ほぼスペイン語しか通じない!


上でも少し触れましたが、オアハカでは世界旅の公用語「英語」があまり通じません。メキシコシティなど大きな街やアメリカに近い街などでは英語も通じるところが多いようですが、オアハカはその限りではありません。

つまり、スペイン語をなんとか習得するしかない、という環境に身を追いやることができます。スペイン語をブラッシュアップしよう、身につけようという人にはもってこいの環境です。

また、旅でオアハカのさらに南を目指す場合も、南米の国々では英語が通じない国が多いと聞きます。そのため、理想的なのは南米を回る前に数週間基礎スペイン語を身につけてから旅をするというスタイルなのですが、オアハカは旅のスタートにもってこいの場所だと思います。

そして、オアハカの人たちは優しくて辛抱強い人が多いので、スペイン語が初心者でもがんばってコミュニケーションを取ろうとすると「うん、うん」と嫌な顔をせずに聞いてくれるので、街の中でも思う存分スペイン語を練習することができます。

まとめ

さて、いろいろ思いつくオアハカの魅力についてまとめてみましたがいかがでしたか?

いろいろ書きましたがやはり「人」「食べ物」「気候」がいい街というのはやはり住みやすいです。さらに「安全」で「物価も安い」のは外国に暮らす難易度を下げてくれる大切な要素でもあります。

小さな街なので日本ではまだまだあまり知名度が高くないオアハカですが、実際に住んでいると過ごしやすいと感じています。街の規模が小さい割には、文化的なイベントも多く、いつも何かしらのイベントが街で行われていたり、カフェがたくさんあるので、退屈だと感じることはありません。

オアハカの魅力が少しでも伝わればうれしいです。

それでは、オアハカにたくさんの人が足を運んでくれますように。

良い一週間をお過ごしください。


日本人スタッフ あみ


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