セマナサンタワークショップ【1週目】
こんにちは。今週は暑い日が続いています。日陰に入ると、風が抜けた時に涼しいのですが、先週の寒さはいづこへ……、という極端な気候の変化です。
さて、今週はICOではセマナサンタワークショップが始まっています。第1週目は、セマナサンタの歴史や意味のレクチャーと、祭壇作りです。
昨日は、祭壇に飾るものの意味を学んだり、実際に飾るために準備が行われました。
祭壇作りの2日目はまさに、段を作るところから始まります。面白いのは、段の数は決まっているのに、それ専用のキットというか、セットがないということです。セマナさんは毎年来るし、毎年祭壇を作るのに決まったフォームがないという……。だから毎年微妙に仕上がりが違うのですね。
それにひきかえ日本の「ひな壇」。骨組みセットはあるわ、飾り方の説明書はあるわ、なんとオーガナイズされているのでしょう……!文化の違いをこういう行事や日常のふとした拍子に見つける時があり、思わずふっと笑いがこみ上げてきます。
そんなわけで、ああでもない、こうでもないと箱を取っ替え引っ替え並び替えて綺麗な階段になるように作っていきます。
ダンボールや椅子などを組み合わせて作った段も、大きな布で被せてしまえば立派な祭壇です。昨日用意した飾りをせっせと並べていきます。だんだんそれらしくなってくるから不思議なものです。
完成間近。遠くから眺めてバランスをとったり、微調整。
去年はこんなのあったかな?!と思わず目が釘付けになったのがレタス。
明日はViernes de Dolores。ワークショップ参加しないプログラムを受講していた生徒さんにもお披露目です。
完成後、先生にそれぞれのお供え物や色が持つ意味を教わっています。
完成記念写真。今年の祭壇はなんだかにぎやかでかっこいいです。
来週はセマナサンタです。街の中でも様々な催し物が開催される予定です。オアハカに来られる方は、是非ともイベントをチェックしてみてくださいね。
Instituto Cultural Oaxaca
日本人スタッフ あみ
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