2015年11月4日水曜日

オアハカでお墓をめぐったら!

お墓ツアー2015

こんにちは。死者の日は本当にお祭り騒ぎだったオアハカですが、2日が過ぎで街は落ち着きを取り戻しつつあります。

ここ数日は街はガイコツのフェイスペイントをした人で溢れかえっていました。はじめはぎょっとしていましたが見慣れるとなんだか普通になってしまい、リアルガイコツフェイスペインティングをしたひとがバイクで二人乗りなどしているのを見ても何も感じなくなっていたので、慣れとはおそろしいものだと思いました。

今年度も、ICOでは死者の日ならではのツアーが開催されました。このブログを見てお問い合わせをいただいたり、参加していただいたりにぎやかなツアーになりました。参加してくださった皆さん、ありがとうございました‼︎

それでは、1日目のツアーの様子を少しお届けしたいと思います。

パンテオンヘネラル

まずは、市内にあるパンテオンヘネラルを訪れました。

お墓まいりにガイコツのフェイスペインティングをしてきているひともたくさんいました。メキシコ人だけではなく、外国人もフェイスペインティングや仮装をして、写真映えのするところで思い思いに写真を撮っている姿が印象的でした。


入口。綺麗に飾り付けられています。


入口の外はこんな感じです。完全に夜店の屋台状態です。お墓まいり感は薄く、お祭り騒ぎの様子です。

nichoがたくさんあるのがここのお墓の特徴です。nichoは日本語では壁龕(へきがん)というそうです。

ホホコトラン

オアハカ郊外にあるホホコトランという街は古い墓地と、新しい墓地があることで知られています。

ここも到着するとパンテオンヘネラル同様お祭り騒ぎで、フェイスペインティングの人もたくさん見かけました。

新しい墓地の方に入っていくと、お墓とは思えないくらい混み合っていました。しかし、中へ歩を進めていくと綺麗に飾り付けされたお墓や、オアハカの前で静かに座る人たちの様子を見ることができます。

センパスーチル(マリーゴールド)の花びらでお墓を飾ります。その上にガイコツを飾って、日本のお墓と比較するとあまりの違いにびっくりしますが、ろうそくの光に照らされたその様子にうっとり見入ってしまいます。

こちらは古い墓地。去年見たおじさんが今年もいました。このおじさんのお墓はたくさんのガイコツの人形で飾り付けられていてとても印象的なのです。他の観光客からも「これ、去年の写真!」といって写真をプレゼントされていました。

そのお隣のお墓。お墓の上に魔女が用を足している人形……‼︎しかも、ボタンを押すと用を足している音が流れ、魔女が悶えるのです。これは完全にご先祖様に失礼じゃないのか?!と思いきや、家族はそれを見てケタケタ笑っているのです。こうやって明るく故人のことを思い出してもらって、しかもお墓で迎えてもらったらご先祖様は結構ハッピーなのかもしれません。

こんなふざけたおもちゃが飾られたりもしていましたが、古いお墓の方が静かで、お祭りの感じが少し薄まり、厳粛な感じが漂います。しかし、参道には食べ物屋さんやお土産やさんがたくさんで、やっぱり楽しいお墓まいりのイメージを抱きます。

アッツォンパ

一晩中お墓で過ごす伝統のあるこの村では、真夜中を過ぎてからどんどん人がやってきます。

ものすごい数の長いろうそくが立てられます。小さな村で周りは真っ暗なので、無数のろうそくの光が暗闇に浮かび上がりお墓だけが照らされていてとても幻想的です。


蝋がたれるとその都度形を整え、ろうそくが短くなれば新しいろうそくを立てます。中には火遊びをしているように見える人も……。

驚いたのは、犬もお墓まりにやってきたのです。……いや、たぶん、お供え物狙いです。

アッツォンパ村のお墓の驚くべきところは、なぜか特設ステージがあり音楽が爆音で演奏されているのです。ステージの人はめちゃくちゃ気分良く演奏しているのですが、オーディエンス側は、その演奏を聴くでもなくお墓のそばにちょこんと腰を下ろしているという温度差がなんとも面白いと感じました。

個人的にはこの村のお墓が一番好きです。ちょっと改まった気持ちになるというか、お祭り化されていなくて、古くから伝わる伝統が受け継がれていると感じることができるからです。お墓の敷地を一歩出ればお祭り騒ぎで酔っ払いがわんさかいるのですが……。

まとめ

人のお墓を見に行くなんて「不謹慎な」、という感じかもしれませんがメキシコの人たちはあたたかくその場にいさせてくれます。決して騒いでふざけているわけではなく、帰ってくる故人をみんなで迎えるのはいい伝統だなと感じました。また、お墓なんてどこも同じなのかと思いきや、それぞれの村や地域で雰囲気も伝統も違うということを知ることができたのでとてもいい機会になりました。

今年の死者の日は終わってしまいましたが、来年以降、ぜひ死者の日の頃にオアハカに来てみてはいかがでしょうか。

Instituto Cultural Oaxaca
日本人スタッフ あみ

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