2020年12月3日木曜日

2020年のオンラインレッスンを振り返って

こんにちは。もう今年も1ヶ月を切りましたね。2020年、皆さんにとってどんな年でしたか?

今回は、2020年に大きく変わった ICOのオンラインレッスンを振り返ります。



オンラインレッスン

世界中の人にとって、とにかく2020年は生活に大きな衝撃を与え、私たちにとってかなりチャレンジの年となりました。

当初は、近年のオアハカの観光産業において一番いい年になると思われていました。

それが一転し、どん底の年となりました。ただ、このピンチは私たちチーム全体を成長させ、オンラインレッスンでのスペイン語教授へ導いてくれました。

2020年の初め、各国が旅行を禁止し、生徒たちがオアハカでのスペイン語学習をキャンセルし始めたことにより、私たちは替わりにオンラインでスペイン語レッスンを提供し、メキシコ・オアハカの文化や歴史、食、アートなどのプロモーションを始めました。

まず、オンライン プライベートレッスンの促進をしていましたが、その数週間後には、講師たちによりTertulias という新しい試みが始まりました。


Tertulia

スペイン語において Tertuliaという言葉は、皆んなで集まって最近の出来事やある話題について話し合う事を意味します。普段はカフェやテレビ、ラジオなどの公共の場で行われるものです。

当校の場合、生徒たちはオアハカの文化や生物多様性、歴史、文学、食文化、アートなどに関連するトピックについて話し合ったり、知識を深めるためにオンライン上に集まります。Tertuliaは1グループ3名までです。毎月、特定のトピックについてのセッションを4つか5つほど予定しています。 

参加の際は、生徒が当校のウェブサイトから直接申し込みし、その後、講師がメールを送ります。毎週クラスの前に、生徒はレッスン資料とZoomのリンクを講師からメールで受け取ります。

レッスンの間、そのトピックについて話し合いながら、知識を深めます。トピックには、オアハカの画家、オアハカの民芸、オアハカのストリートフード、メキシコの魅惑的な村、メキシコの歴史、メキシコの鳥、文学シリーズなどがあります。文学シリーズではGuadalupe Nettel, Angeles Mastretta, Ana Garcia Bergua, Silvia Molina といったメキシコ人作家の短編作品を読みます。


オンライン読書クラブ

当校のオンライン読書クラブは、毎月異なるスペイン語の本を一緒に読み進める時間です。各コース5名までとなっており、生徒は前もって本を用意する必要があります。また、コースにより本の長さやセッション数、料金は異なります。

これまで扱った本では、Jose Emilio Pacheo の Batallas del Desierto や、Juan Rulfo の Pedro Paramo, 最近では2020年に出版された Guadalupe Nettel の小説 La Hija única などがあります。


以上、2020年の ICOが始めたオンラインのスペイン語クラスについてでした。

世界中の人に生活の変化があった中で、当校もスタイルを変えて、家でも楽しんでスペイン語を勉強できるよう取り組んできました。

2021年も色んなトピックをご用意し、情勢に応じて様々な対応をしていきますので、是非 ICOの SNSで近況を見ていただけたら嬉しいです!




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