昨日より、ICOでは死者の日コース2015が始まりました。それに伴い、ワークショップも死者の日コース仕様です。1年のうちでたった2週間だけ開催される貴重なワークショップです。
お菓子作りワークショップ
こちらのワークショップでは、死者の日やこの季節にちなんだお菓子の作り方を学びます。1日目は、「シュガースカル(ガイコツの砂糖菓子)」作りでした。砂糖バージョンと、チョコレートバージョンの2種類を作ります。市場で売られているのはよく見かけるのですが、どうやって作るのかは意外と知らない人が多いのではないでしょうか。
料理に使われる単語は、意外と知らなかったりするのでお菓子作りとスペイン語が両方学べて、しかも最後には食べられるのだから、なんておいしいワークショップ。
たくさんのガイコツの型が並びます。この時期になると、メキシコではガイコツ型の商品をいろんなところで見かけるようになります。お菓子の道具屋さんに行けばこのようなシュガースカル用のガイコツ型が売られています。みんながこぞって買い求めるので、品薄になるのだとか。
溶かす作業はなかなか根気がいります。
チョコレートは湯煎にて溶かします。これもなかなか根気がいります。
チョコレートは少しずつ流し込んでは冷やして固め、という作業を繰り返します。
隙間時間ができたら撮影タイム。和気あいあいと和やかな雰囲気の中お菓子作りは進みます。
型からチョコレートを外す作業では、和やかなムードから一転です。
きれいに型から外されたチョコレートのガイコツ。額に花があるところが、死者の日仕様でかわいらしいです。
1日目の作業はここまで。さらに冷やして固めて、後日デコレーションが施される予定です。
マスク作り
天候が曇りでちゃんと型は乾くのかと心配されながら始まったマスク作り。ペタペタと顔に漆喰を貼っていきます。
身動きができないので、漆喰を顔に貼られる人はただただ目を閉じて待つのみです。漆喰はしばらく時間が経つと固まるので、表情を動かして顔から剥がします。そして干して乾かします。
顔から剥がされた仮面が並んでいるのを見るとなかなか圧巻です。顔の大きさや顔の形がそれぞれ全然違うので面白いです。
仮面作りの初日もここまで。2日目以降に続きます。マスク作りの初日はほぼしゃべれない状態で作業が進みましたが、明日以降はどんな形のマスクにしようかなど話しながらマスクを作り進めていくので、にぎやかな場になりそうです。
Instituto Cultural Oaxaca
日本人スタッフ あみ
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