2020年8月4日火曜日

【インターンシップ体験談】必然的にオアハカの食べ物や行事への見聞が広まりました


こんにちは。
メキシコのオアハカにあるスペイン語学校 Instituto Cultural Oaxacaの坂本です。

今回は、約4ヶ月 ICOでインターンシップとして滞在した大学生 Yumeさんの体験談をご紹介します!

今回Yumeさんは半年間大学を休学し、3月から7月まで ICOでスペイン語の勉強+インターンシップをしました。
これまで勉強した文法だけでなく、実践的に活用できるスペイン語を身に付けたいということで、ICOのインターンシップに参加いただきました。

今回はスペイン語での活動や、4ヶ月のオアハカ滞在についてとても詳しくまとめてもらったので2回に分けて更新します。
前編はインターンシップの具体的な活動内容とスペイン語の経過についてです。




Yumeさん


・仕事内容、作業の流れについて
またインターンシップではどのくらいのメンバーと関わりましたか

【仕事内容】
Facebook (週に 3-4 回)、Twitter(平日毎日)、Instagram(平日毎日 2 本)、「オアハカログ」への投稿(10 日 に 1 回ほど)

【投稿内容】
Palabra del día(今日の単語) とフリーテーマ(行事、食べ物、動物、自然、お店、習慣など)を各 1 本ずつ、日本語、英 語、スペイン語の 3 か国語で投稿

*Twitter は文字数制限があるため、palabra del día のみ
*FB は、Instagram で反応の良かったものを投稿
*ブログは、お題が提示されていたものの、コロナの影響で内容変更が必要でした

【作業の流れ】
・SNS 投稿 1 週間分の投稿内容を作成し、LINE で日本にいる上司と写真を共有します。同時に、投稿内容を Google document 経由で、先生に送り、添削をしてもらいました。写真と文章の両方に許可が下りたものを、翌週 に投稿しました。

*7/17-23 に投稿したい内容は、7/16 までに確実に許可を得て、修正を終えた状態にしておく必要がある ので、1 週間前(7/10)に写真と文章を共有します
*写真やアイデアがボツになる可能性も考え、1,2 個は予備を用意していました

・ブログ SNS 投稿の無い土日に下書きをしていました。投稿前に、日本人スタッフさんに、目を通してもらい、修正が必要な場合は、適宜修正し、スタッフさんの許可を得てから投稿しました。



・クラスとの両立、仕事量について
午前中はクラス、午後はクラスの宿題やSNSの更新作業があったと思いますが、仕事量はどうでしたか?両立は大変でしたか?

コロナの影響が無ければ、ワークショップや En Vía のボランティアにも参加する予定でした。しかし、授 業とインターンの仕事だけで手一杯だったので、不謹慎ですが、コロナに少し感謝しています。

勉強は自己満足の世界なので、本人のキャパシティと性格次第としか言いようがありません。 私の場合、授業の宿題と復習に、1日3時間は必要だったので、今振り返ると、ワークショップやボランティアへの参加は、とても無理だったなと感じます。

土日も「来週のネタどうしよう?」と頭を抱えていたので、毎日の投稿にプレッシャーを感じていたのは事実です。コロナの影響でイベントが尽く中止になったので、ネタ探しに苦労したのだと思います。 普段のオアハカであれば、それほど悩まずに済むのではないか、と思います。



このインターンシップはどんな形でスペイン語の向上に役立ちましたか?
また全体を通してメキシコ文化を知る手助けになりましたか?

毎週、短いながらも西作文をし、添削してもらえたので、スペイン語の作文力は鍛えられたと思います。 フリーテーマは、インターネットで調べたり、人に聞いたり、実際に自分で見たり食べたりしないと書けないので、必然的にオアハカの食べ物や行事への見聞が広まりました。



・メキシコに滞在しながらインターンをしてみた感想
今回初めてのメキシコ長期滞在でしたが、初めての場所で暮らしながら働いてみて、どうでしたか?

割引して頂いた分の仕事はキッチリとやらなくては、と自分なりに気を張っていましたが、有給インターンやオフィス勤務では無いので、(経済的な不利益を、会社に直接与えるリスクがないという意味で)精神的な余裕はあったと思います。
私は就労経験が無いので、働いているというよりは、授業の延長線で、教授(上司)を満足させ、A+を貰う にはどうすればよいか考えながら、作業をしている感覚でした。
自分でも気に入っている写真に、Me gusta が多くつくと、達成感がありました。
メキシコ滞在は初めてでしたが、中南米で 1 ヶ月ほど過ごした経験があったので、生活へ馴染むのはそこまで苦労しませんでした。



以上、インターンシップの活動内容と経過についてでした。

クラスを受けながら毎日SNSをスペイン語・日本語・英語で投稿いただき、たくさんの作業があったと思いますが、いつも本当に熱心に取り組んでいただきました。

期間中は、パンデミックによる外出自粛やイベントの中止でいつもとは違う状況でしたが、市場やスーパーに足を運び、できる限りでオアハカの文化を吸収していただけたようです。

苦労した点や身に付いた点など、インターンに興味がある方はぜひ参考にしていただけたら嬉しいです!


後編では、今回の経験を活かしたい場面やICOでのインターンがおすすめな人について書いてもらっています。








0 件のコメント:

コメントを投稿

>>こちらの記事も読まれています!