2018年5月10日木曜日

オアハカの庶民派スーパー「Aurrera」は意外とアガる

The Magic of Oaxaca
-人生を変えるオアハカ留学-

メキシコ南部🇲🇽オアハカにあるスペイン語語学学校 Instituto Cultural Oaxaca(@ICOmexico1)の日本人スタッフ🇯🇵Nobuです^ ^

【人生を変えるような経験をオアハカでしてほしい】

そんな想いでオアハカやスペイン語の魅力を発信しています😊



オアハカの「庶民派」スーパー


Aurreraの入り口。もっと引きで撮りたかったけどスペースが…

Bodega Aurrera はオアハカの庶民派スーパーである(自分調べ)

目の前には大きなスーパー Mercado Soriana があり、5ブロック先にはこれまた大きな Chedraui があったりする。

オアハカ市内からバスで10分も行けば、Walmartが入っている巨大なショッピングモールだってあるんだからオアハカもそこそこ便利だ。

にもかかわらず、今回ご紹介するのは Bodega Aurrera というスーパー

「庶民派」といっても食材などを安く買うなら市場(Mercado)だと思う。路上のタコス屋さんのセニョーラは Central de Abastos という町外れのローカル市場で食材を仕入れると言っていたし。

つまるところ、大でもなく小でもない中間あたりをフラフラ漂っているのが Bodega Aurrera。先週末にはじめて行ってみたのだけど

ハマってしまった(笑)


「海外のショッピングセンターを見て回るのが好き」と感じるのは僕だけじゃないはず。見慣れない商品が並ぶ陳列棚は驚きと発見の宝庫だし、日本よりも開けた店内はさながらレジャー施設のよう。


安っぽくも親しみを感じるPOP

Bodega Aurrera の店内はなんとなく「ドン・キホーテ感」が漂う。「Bodega」という言葉は「倉庫」という意味。そう考えると「業務スーパー」の方が近いか。




一人暮らしには貴重な「タッパー」がこんなに!

お店に入ってすぐ「タッパー」が山のように積まれていて大興奮。意外とちょうどいいサイズが見つからなかったし、大型ショッピングセンターに行くほど困ってもなかったから。

見つけてすぐ嬉々としてタッパーを選んだ。周りからは不思議なアジア人だと怪しまれたであろう。。。




3ℓの炭酸飲料。持って帰るのつらい

3ℓの飲み物もガンガン置いてある。これを持ち帰るのはもはやトレーニングなのでは、と思ってしまう。






ビールの種類も豊富で見ていて楽しい。OXXOやPitico(オアハカのコンビニ的なお店)など小さめのお店には置いていない種類のビールもたくさん並んでいる。

3ℓの炭酸飲料は持ち帰るときの大変さが浮かぶのに、ビールの6本入りパックを見ると家で晩酌する幸せな場面しか浮かばないから不思議だ。



なぜか気になるシーフードコーナー


市場で見慣れた青果物の陳列棚

メキシコは野菜や果物の種類が豊富でとにかく安い。実際、アボカドを筆頭にたくさん輸出しているらしい。

でもまぁ、市場でたくさん陳列風景を目にするので真新しさはない。

なぜか目が行ってしまうのはシーフードコーナー。「クラスの気になるあの子」的な感じで自然と探してしまう。そんな存在である(言い過ぎか)

市場にも魚屋さんはあったりするけど小さいし、面白さに欠ける。やっぱり、時代はスーパーの鮮魚コーナーだ。






おぉ!やっぱり心が踊る!!笑

いや、日本に住んでいると日常だと思うのですが、オアハカにいると「さ、さ、魚がたくさん並んどる!」と少し嬉しくなるのです(たぶん僕だけ)




カニカマ…さん?



!!!


(カニカマさん…!!)

このときほど感慨深く「カニカマ」の名を呼んだことはないだろう。半狂乱状態で商品表記を見てみると


「BARRITA SURIMI」

「BARRITA SURIMI...」


「S・U・R・I・M・I」


「すり身、おまえだったのか…」さながら感動の再会なのですが、ツッコミどころがちらほらと。


  1. なんか大きいぞ
  2. カニ風味はするのか?
  3. 「SURIMI」って外来語として定着しているのか?

1に関して、理由は分からないけどたしかに大きい。ちなみに「barrita」とは「棒」の意(たぶん)。棒状の(大きな)すり身、として置いておこう。

続いて2つ目。これに関してはたぶんカニの味は「しない」
あくまで予想だけど、たぶん「ただの」すり身だ。

問題は3つ目。「SURIMI」って国際的な単語なんじゃないか!という期待と興奮でどうにかなりそうである。「sashimi 刺身」なら通じるのも分かる。「Sushi 寿司」の親戚みたいな感じだし。

でも話は「SURIMI」である。白身魚をすりつぶして型に入れてつくるあの「SURIMI」のことである。

しかもこの「カニカマもどき」が「SURIMI」として定着している可能性がある。なんだろうこの胸の高鳴りは(笑)


SURIMIは国際語だった!


気になって調べてみたところ、練り物メーカー大手の紀文が『国際語となった「surimi」』なるコラムを書いているではないかああああ

カニ風味かまぼこという食品が欧米でも圧倒的に受け入れられたということです。そのようなわけで、今では「surimi」は「sushi」などと並んで、あるいはそれ以上に立派に国際語となっているのです

…衝撃。

認知されてた。オアハカどころか世界的に認知されているではないか。しかもちゃんと「カニ風味」もするそうだ。すごいぞ「surimi」

海外経験豊富な方にとっては当たり前なのかもしれないが、オアハカまで「世界」の波が届いていることに感動。





ちなみに、




マグロも売っていた。大きめな2切れで約63ペソ。オアハカ的な感覚でいくと少し高めだ。

どこかの練り物のおかげで、心ここにあらずなことが何となく伝わる1枚である。



結論


オアハカの庶民派スーパー「Aurrera」は意外とアガる。


ではでは、今回はこの辺で。


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