2016年12月26日月曜日

12月のオアハカ(治安情報)

こんにちは。久しぶりの投稿になりました。12月に入って初めての投稿になってしまいました。

クリスマスが過ぎると、日本は一気に正月の雰囲気が加速するなんともせわしない季節ですね。今年も残すところあと1週間を切りました。

オアハカでも、無事にクリスマスが過ぎました。12月23日は、「大根の夜」というお祭りがありました。ラディッシュ(赤かぶ)やとうもろこしの皮を使って人形などを作りそれが展示される、というB級の香りがプンプンするシュールなお祭りです。ものすごい人が押し寄せるというので結局行かずじまいだったのですが、今年も大盛況だったとのことです。

昨日12月25日は、クリスマスでした。クリスマスは家族と過ごすというカトリック大国メキシコですが、街の様子を少しお伝えしたいと思います。(このブログの人気記事は、未だに「治安について」書いたものだったりするので、現在のオアハカの様子をお伝えしますね。)

ソカロ

ソカロは街の中心部で、メキシコの街には必ずあります。人々が集う場のようなところで、ベンチがあったり、キオスコと呼ばれる建物があったりします。日本にはないので言葉で説明するのは少し難しいので、写真を参考にしてください。(ちなみに、写真のものはオアハカのものではありません。)

出展:http://frankcisco2010.blogspot.mx/2013/07/kiosko-de-la-plaza-trece-de-julio-en.html
このような感じのものがソカロにはあります。中にベンチがあって座ってくつろぐことができます。ここに楽団がやって来て音楽を演奏している時もあります。

そんな人々の憩いの場、ソカロですが、現在のオアハカのソカロはこんな感じです。


でかい小屋が建っています。これは、「ナシミエント」というキリストが生まれたという状況を再現したジオラマです。街中でも見かけるとこがありますが、これはオアハカで見られるナシミエントで一番大きいと思います。


小屋のそばには、本物の羊も来ていました。ミニ動物園のような……。写真中の羊は人形です。


メキシコのクリスマスの伝統を紹介するための置物がいたるところにありました。等身大というところが驚きです。これは、ピニャータをしている様子です。


これは、驚きの!!街なかアイススケートリンク!!!

しかし、冬とされる12月でも半袖でウロウロしている人たちがいるオアハカのこと、スケートをしたことがある人はほとんどいない模様で、みんなリンクのふちの壁に寄りかかりながらヨチヨチと進んでいました。観覧席も設けられていて、なぜかぎっしり!!スケートをしない人たちが、スケートの様子を眺めているのがなんとも微笑ましかったです。


みんな、どのように滑るのかと興味津々にリンクを覗き込んでいました。


そして、オアハカらしいのがこの光景。長いプラスチックバッグを膨らませて棒状にしたものを投げるという遊びがとても人気です。プラスチックの袋にはキャラクターの絵が描かれていて、子どもも大人も大はしゃぎ。この光景を見ると、ああ、平和だなぁ、と思います。


見えるでしょうか、ひっくり返ったベジータと悟空の絵が。ドラゴンボールは、今でも大人気の日本のアニメです。


空に飛んでいきそうなくらいたくさんの風船を持った風船売りもオアハカのソカロを象徴するような風景です。手前に見える赤い花はポインセチア。クリスマスの季節の花なのでソカロ中に綺麗に植わっています。

靴磨きもソカロには点在しています。革靴を履く人が多いので、いつもたくさんの人でにぎわっています。

多くの人たちがソカロで何をするでもなくそぞろ歩いているのを見ると、なんだか日本の正月のようというか、初詣のことを思い出させるような気がしました。

年末なので、人が多いところなどに行くとすりなどの被害にあう可能性もありますので、町歩きは身軽な格好でするのがおすすめです。やはり年末の物入りな時期に物騒になるのは日本だけではなく、どこの国も同じなのですね。オアハカののんびりとした雰囲気についつい気もゆるみがちですが、そこは外国にいるという意識をお忘れなく。


今年も残りあとわずかです。このブログにたどり着いた方の中には、今年、あるいは今までにICOに留学しに来てくださった方もいると思います。オアハカでお会いできてうれしかったです。ありがとうございました!!あるいは、来年こそは留学してみようかな、という人もきっといるはずです。のんびりとしたオアハカで、スペイン語留学に挑戦してみませんか。お問い合わせはお気軽にどうぞ!

それでは、今年最後の一週間が皆様にとって有意義なものになりますように。

日本人スタッフ あみ

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