2015年5月20日水曜日

メキシコ弁「オラレ!」

こんにちは。

日本は8月くらいが一番暑いので世界的にも夏のピークといえばそれくらいなのかと思いきや、オアハカでは一番暑いのは3、4、5月と言われています。暑さのピークはすぎたのかな、と感じることが増えてきた今日この頃。まだまだ暑い日は続いていますが、一番暑かった時期は、持参していたお茶も1本では足りず、2本くらい持って行っていたのですが、最近は1本でも足りています。

水分は足りないと体が感じるから水ばかり飲んでいたのですが、あまり効果はなくレモネードなど味付きのものを飲むようにしたほうが身体が楽でした。最近はまた、温かいお茶などを持参して、ほっこりとしている日々です。

5月ですでに暑さのピークを過ぎようかというオアハカですが、セミが絶好調で鳴いています。メキシコにもセミがいたことにまずは驚きましたが、その鳴き声の違いにも驚きました。全然違うので、最初はそれがセミの鳴き声だとは気がつかなかったくらいです。

この間ビデオを撮ってみたので、載せてみます。(音だけ。)


なんか、日本のアブラゼミのように集団でギャンギャンいうというよりは、一匹で野太い声で鳴く、という印象です。木のそばに来てもなかなか見つけられなかったのですが、姿を確認してみると、結構大ぶりなセミでした。

この間、メキシコ人の友達と話していると、彼女はセミの抜け殻を見たことがないと言っていました。セミの抜け殻の様子を「背中の部分がばっくり割れて、そのままの形で出てくる‼︎」と説明すると、「Órale」と言っていました。

(出典:Orale Mexico

オラレ、はメキシコ弁で、日本語で言うところの「おお」とか「そうなの」とか「なんとまぁ」とか「まじか」とか「すごいな」とかかなり色々な場面で使える相槌の表現です。驚きであったり、同意を表したり、かなり使い勝手がいいように感じます。それゆえ、この表現、メキシコにおいてはかなりよく耳にします。これに似たのでándale(アンダレ)というのがあります。これも、「その通り」とか「そっかー」といった意味の相槌なのですが、オラレとは微妙に違う気がします。アンダレには驚きのニュアンスはない気がします。

別れ際などに、ándale pues...(puesは、英語の「well」、日本語の「ええと」という感じです。)と言っているのを耳にしますが、日本語の「それではまた」とか「じゃあ」というのに近いと思います。私的には「ほんなら〜‼︎」という関西弁にしか聞こえないのですが……。

日本人や外国人は相槌の時にむやみに「sí sí sí sí sí sí!!!」と連呼しているのをよく見かけます。「そうそうそうそう‼︎」と激しく同意する感じで、英語でも「Yes yes yes yes yes!!」と連呼してしまうのに似ていると思います。語学を勉強していると、相槌は、簡単そうで意外に難しいことに気がつきます。母国語を直訳して使えばいいというものでもないからです。でも、相槌は気持ちを伴ってするものなので、母国語の影響を受けるのも仕方がないのかもしれません。伝えたいという気持ちが先行すればするほどsíやyesを連呼しているのかもしれません。

母国語となると、手数が増えるので相槌の種類もたくさん、そして会話が自然に流れるように使うことができます。「ふーん、そうなんやー、そうなんかー、えー、はぁー、まじで、うそー、げ‼︎、ほんまに、へぇー、そうやろうなぁ、そのとおりやなぁ、そうやでなぁ、ちゃうでなぁ」など、など。日本語でさえも、自分の方言以外の相槌がうまくできるかは怪しいものです。なので、完璧に使えなくても大丈夫ですが、話を聞いてる時にしきりに「オラレ」とか「アンダレ」とか言われると、なんだこれは‼︎とついつい引っかかってしまいます。

引っかかったついでに調べてみました。Wikipediaによると、”óraleの語源は「今」を意味するahoraだったそうです。これを短くしたものに接尾辞-leをつけて、óraleとなり、意味を持たない間投詞として使われるようになった"とのことです。確かに相槌なので、ふんふん何か言っておけばいいという感じですね。

ándaleはandarに接尾辞-leがついたということになりますが、こちらも同様。

ándaleの用法例集:http://dictionary.reverso.net/spanish-english/%C2%A1%C3%A1ndale%20%28pues%29!

使い勝手が、良すぎですね。ぜひとも多用していきたい気持ちでいっぱいです。

hijoにleをつけてhíjole(イホレ‼︎)なんていうのもあります。これは「オラレ」に似ていて、「まじでか!」という感じで驚きや「困ったなぁ」「どうしたものか」という困惑の意味で使われている印象を受けます。

留学すると、教科書には載っていないスペイン語に度々出会います。その国の文化の中で生まれたそれらの言葉は、その国に足を運んでこそ学べるのだと思います。上達具合が自分ではなかなか見えなかったり、いつまでもしゃべれるようになった気がしないのが語学ですが、やはり人が使うもの。面白い表現や言葉がいっぱいあって、奥深く面白いです。スペイン語はいろいろな国で使われていますが、これらの表現はスペインでは使われていないのだから、それも面白いですね。言葉から文化が見えてくるというのはこういうことなのかもしれません。深く探るともっといろんなものが見えてくるかもしれません。

Ándale pues...(それではまた。)

Instituto Cultural Oaxaca
日本人スタッフ あみ

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