2015年5月28日木曜日

「メキシコは遠い」は、果たして本当なのか?!

こんにちは。過去の投稿を読み返していると、ブログの書き出しはいつも天気や気候のことばかり書いていることに気がつきました。

メキシコは、なんとなく遠いイメージを持たれているので、少しでも現地の様子を伝えたいという気持ちから天気のことを書いているのかもしれません。ちなみに、今日のオアハカは晴れ。最近は夕方以降に雨が降ることが増えてきたので、朝晩は爽やかな気候です。そのかわり、雨が増えると蚊も増えるのでそれが厄介です。

日本でも昨年デング熱が発生して大騒ぎをしていたようですが、「蚊取りペットボトル」なるものが効果的だということでネットで作り方をよく見かけます。一度作っておいてみたのですが、効果はまぁまぁといったところです。ブラウンシュガーを使わないといけないところを普通の砂糖を使ったせいでしょうか……。インターネットで見たようにびっしり取れるということはありませんでしたが(もしかしたらまだそんなに蚊がいなかったのかも)、確かに蚊は取れていました。もっと増えて困ったらまた作ってみようかなと思います。

上記にも書きましたが日本からのメキシコのイメージは「なんとなく遠い」というイメージがあります。果たして本当にそうなのか、と思い少し調べてみました。


え?!

東京からオアハカ、14時間で来れるの?!乗り換えも1回で済むし、実はオアハカ、近いんじゃないか、という気がしています。しかも、アエロメヒコはたまにメキシコキャンペーンやラテンアメリカキャンペーンなどを展開しているので、チケットも意外とお手頃な価格だったりもします。しかも、メキシコに到着してしまえば、物価はヨーロッパを旅するよりも安く済むので、もしメキシコを「遠いから」という理由で敬遠されている人にとっては朗報かもしれません。

飛行機も、直行便は高い、というイメージだったのですがキャンペーンなどを見逃さずにうまく利用すれば直行便でもお得に来れるようですね。時間も費用も抑えられるとありがたい限りです。

でもせっかく旅をするなら、留学をするなら「日本とは全然違う風土や文化のあるところに行ってみたい」というのも確かなので、時間をかければそれをより実感できるかもしれません。いずれにしても、自分の国を飛び出して、全く違う文化の中に飛び込むのは面白いものです。大変なこともあるけど、それをはるかに上回る驚きと楽しさがあります。オアハカは、そんなに大きな町ではないので、人々は陽気なのに加えておおらかです。オアハカのゆったりした時間に身を任せながら、のんびりと過ごしてみるのもいいものです。普段忙しく過ごしている時には見落としがちなものが見えてくるかもしれません。

昨日、「お金について」の記事を更新しました。やはり、留学を考えている人は一番気になるところだと思うので、ぜひぜひ参考にしてみてください。質問だけでも結構ですので、お問い合わせもお気軽にどうぞ‼︎

一番暑い時期はもう過ぎたと思うので、これから季節のますます良くなるオアハカに、どうぞ来てくださいね。

それでは、よい1日を‼︎

Instituto Cultural Oaxaca
日本人スタッフ あみ

2015年5月27日水曜日

オアハカ最大級のお祭り「ゲラゲッツァ」‼︎

こんにちは。

気がつけば、5月ももう最終週ですね。早いです。日本は暑い日が続いているようですが、ここオアハカは雨季がもうすぐ始まるのかな、という感じです。夜になると雨がポツポツと降る日が増えています。

街を歩いていると、「ゲラゲッツァの前売りチケット」を販売しているとのアナウンスを見かけました。そう、もうすぐゲラゲッツア祭りがやってくるのです。


ゲラゲッツァとはなんとなく語呂が良くやたらに言ってみたくなる単語ですが、元々はサポテコ語(メキシコの先住民の言葉)で「贈り物、奉仕、人々の交流」を意味する言葉です。現在では、「ゲラゲッツァ祭」として、毎年7月の最終の2月曜日(2015年は7月20日、27日)にお祝いされています。

(出典:Espacio de Ruben

お祭りは、オアハカ市内の丘の上にあるゲラゲッツァ会場で行われます。オアハカのランドマーク的なこの建物は、オアハカを歩いているとすぐに目がつくので良く「あれはなんなのか?」と質問されますが、ゲラゲッツァのための建物です。年間を通してゲラゲッツァ以外で使われることはほとんど見たことがありません。一度、何か有名な歌手のコンサートに使われているのを見たことがありますが、その他の期間は基本的に中に入ることもできない様子です。1年のうちにたった数回しか使わない建物を建てるとは、すごいなぁ、と単に感心してしまいます。しかし、ゲラゲッツァはメキシコ全土でもオアハカだけで開催されるお祭りなので、この時期はメキシコ国内外からたくさんの人たちが訪れます。

ゲラゲッツァの会場では、オアハカの8つの地域からやってきた踊り手達が、それぞれの地域の衣装に身を包み伝統的な踊りを披露します。踊りの最後には、ゲラゲッツァ(贈り物)として地域の特産品をオーディエンスに投げ入れてくれるというパフォーマンスもあります。チョコーレートやライム、玉ねぎ、パンなどいろいろなものが空を舞うので面白いです。運が良ければ自分のところにも何かが飛んでくるはずです。私は、去年四角いパンをゲットしました。

オアハカは、メキシコの中でも民族色が豊かな地域です。また、気候も、高地に位置するエリアもあれば、海沿いの地域もあり変化に富んでいます。そのため、同じオアハカ内とは言っても、衣装も踊りも全然違うのでとても興味深いです。

月曜日には会場で踊りが披露されるのですが、会場に行かない人は街の中心部で行われるパレーもおすすめです。沿道で誰でも見ることができ、かなり近くで彼らの踊りや衣装を見ることができます。

イスモ地方。この衣装を見ると、私はフリーダカーロの絵を思い出します。

オアハカ市。カレンダの時にはお花の入ったカゴを持った彼女達のような踊り子が一緒にやってきてとても華やかです。

フーキーラ、かな?

ダンサデプルマ。大きな羽飾りをつけて踊るダンスです。重いだろうに、ぴょんぴょんと跳ね回るダンスは間近で見ると迫力満点です。

刺繍と金が眩しい衣装です。民族衣装に身を包むと本当にみんな美しいです。

ゲラゲッツァの季節はこれらのイベントの他にもフェリア(民芸品市)が立ったり、メスカルのフェスティバルがあったり催し物がいっぱいです。オアハカはいつ訪れても街並みが可愛いくて民芸品もたくさんなのでおすすめですが、ゲラゲッツァの季節の華やかさは一年のうちでも一二を競います。

今年のゲラゲッツァの前売り券の情報を見てふと去年のゲラゲッツァのことを思い出しました。ゲラゲッツァ会場で見ようと思うとかなりいい値段がするので、絶対に見たいならこの前売りの時期に買ったほうがお得ですが、この会場以外でも他の村でも行われていたりします。

夏の旅、行き先に迷っていたらぜひぜひオアハカを検討してみてくださいね。その際は、ぜひともスペイン語も一緒に学んでみませんか。現地の人とコミュニケーションが取れると、旅がよりスペシャルに、そして思い出深いものになると思います‼︎



それでは、良い一日をお過ごしください。

Instituto Cultural Oaxaca
日本人スタッフ あみ

2015年5月21日木曜日

サボテンの味とは……?!

こんにちは‼︎

今日は、ものすごい雨が降っています。雷もものすごい勢いで鳴っています。雨が降ることによって大気中の熱気が冷やされるので夜はすっきりと涼しくなっていることでしょう。日本でも近年ゲリラ豪雨という言葉が聞かれますが、オアハカの雨季は毎日ゲリラ豪雨のようなものです。しとしとと降り続くことはないので、雨が降ればしばらく雨宿りして止むのを待つのがいいです。変に雨の中歩いてもびしょ濡れになるだけなので、カフェなどで雨宿りして止んだら行動する、これに限ります。幸い、メキシコの南部ははコーヒー豆の産地でもあるので、オアハカにはおいしいローカルのカフェもいっぱいあります。


メキシコのネタを探していると、日本でもサボテンが買えるという情報を見つけました。サボテンにもいろいろ種類があるのですが、うちわサボテン(スペイン語では、nopal:ノパル)という種類は食用として広く食されています。


もちろん、サボテンなのでトゲがあるので食べるときにはトゲを取らなければいけません。しかし、スーパーやメルカードでトゲをひたすら取っているおばさんがいて、トゲのないつるっとした状態で購入することができます。

食用のサボテンというと、以前探偵ナイトスプープ(関西ではおなじみの番組です。)で、「サボテンのステーキを食べたい」という依頼があったことを思い出しました。そのときは、サボテンが食べられるものだということに驚いたことを覚えています。メキシコに来てみると、ステーキのように焼いて食べられるというよりは茹でて食べられている印象の方が強いです。

(出典:I love salsas

サボテンはプリッとした食感で、ねばねばと糸を引きます。オクラとか、そういうねばねば感を想像してもらえればいいと思います。小さく角切りにされたものがPico de gallo(ピコデガジョ)というサルサに入っていることもあれば(↑の写真のような感じ)、ensalada de nopales(エンサラーダデノパレス:サボテンサラダ)として食べられたりします。日本人の旅人に「ゆでて醤油をかければいい」という調理方法も教えてもらいました。おつまみのようでとてもおいしかったです。

そしてサボテンですが、食べられるのはこの緑の部分だけではありません。トゥナと呼ばれる実の部分も売られています。


サボテンのどこに実がなるのか?!と気になるところですが、こんな感じでうちわ状になった茎節の先端になります。実際に咲いている様子を見ると、緑と赤のコントラストがとても綺麗です。メキシコの空はとても青が濃いので、青空にもよく映えます。


花は実のさらに先についていました。これはイエルベエルアグアの近くで撮りました。オアハカは、少し郊外に足を延ばすだけでたちまち牧歌的な景色が広がっています。予想外のところでコレクティーボタクシーを下ろされてしまったのですが、歩いているとこの風景に出会いました。他のところでは、黄色い花が咲いたサボテンも見かけたことがあるので、花の色が実の色に関係するのかな?と思ったり。実際のところはわかりませんが。


(出典:Mejor con salud

実はこんな感じで、赤、緑、黄色とまるで信号のような色があるようです。市場や道端でも売られているのを見かけます。果物のように皮をむいて中の実を食べるようです。

フルーツとしても売られていますが、もっとお手軽に試すには、ニエベ(オアハカのアイスクリーム)で味わうのがオススメです。

(出典:Taringa.net

手前がトゥナ味です。最初はその赤い色にギョッとしますが、口に運ぶと、意外と爽やか‼︎みずみずしくてフルーティな味わいです。

オアハカに来たら、是非ともサボテンをご賞味くださいね。

それでは、また。

Instituto Cultural Oaxaca
日本人スタッフ あみ

2015年5月20日水曜日

メキシコ弁「オラレ!」

こんにちは。

日本は8月くらいが一番暑いので世界的にも夏のピークといえばそれくらいなのかと思いきや、オアハカでは一番暑いのは3、4、5月と言われています。暑さのピークはすぎたのかな、と感じることが増えてきた今日この頃。まだまだ暑い日は続いていますが、一番暑かった時期は、持参していたお茶も1本では足りず、2本くらい持って行っていたのですが、最近は1本でも足りています。

水分は足りないと体が感じるから水ばかり飲んでいたのですが、あまり効果はなくレモネードなど味付きのものを飲むようにしたほうが身体が楽でした。最近はまた、温かいお茶などを持参して、ほっこりとしている日々です。

5月ですでに暑さのピークを過ぎようかというオアハカですが、セミが絶好調で鳴いています。メキシコにもセミがいたことにまずは驚きましたが、その鳴き声の違いにも驚きました。全然違うので、最初はそれがセミの鳴き声だとは気がつかなかったくらいです。

この間ビデオを撮ってみたので、載せてみます。(音だけ。)


なんか、日本のアブラゼミのように集団でギャンギャンいうというよりは、一匹で野太い声で鳴く、という印象です。木のそばに来てもなかなか見つけられなかったのですが、姿を確認してみると、結構大ぶりなセミでした。

この間、メキシコ人の友達と話していると、彼女はセミの抜け殻を見たことがないと言っていました。セミの抜け殻の様子を「背中の部分がばっくり割れて、そのままの形で出てくる‼︎」と説明すると、「Órale」と言っていました。

(出典:Orale Mexico

オラレ、はメキシコ弁で、日本語で言うところの「おお」とか「そうなの」とか「なんとまぁ」とか「まじか」とか「すごいな」とかかなり色々な場面で使える相槌の表現です。驚きであったり、同意を表したり、かなり使い勝手がいいように感じます。それゆえ、この表現、メキシコにおいてはかなりよく耳にします。これに似たのでándale(アンダレ)というのがあります。これも、「その通り」とか「そっかー」といった意味の相槌なのですが、オラレとは微妙に違う気がします。アンダレには驚きのニュアンスはない気がします。

別れ際などに、ándale pues...(puesは、英語の「well」、日本語の「ええと」という感じです。)と言っているのを耳にしますが、日本語の「それではまた」とか「じゃあ」というのに近いと思います。私的には「ほんなら〜‼︎」という関西弁にしか聞こえないのですが……。

日本人や外国人は相槌の時にむやみに「sí sí sí sí sí sí!!!」と連呼しているのをよく見かけます。「そうそうそうそう‼︎」と激しく同意する感じで、英語でも「Yes yes yes yes yes!!」と連呼してしまうのに似ていると思います。語学を勉強していると、相槌は、簡単そうで意外に難しいことに気がつきます。母国語を直訳して使えばいいというものでもないからです。でも、相槌は気持ちを伴ってするものなので、母国語の影響を受けるのも仕方がないのかもしれません。伝えたいという気持ちが先行すればするほどsíやyesを連呼しているのかもしれません。

母国語となると、手数が増えるので相槌の種類もたくさん、そして会話が自然に流れるように使うことができます。「ふーん、そうなんやー、そうなんかー、えー、はぁー、まじで、うそー、げ‼︎、ほんまに、へぇー、そうやろうなぁ、そのとおりやなぁ、そうやでなぁ、ちゃうでなぁ」など、など。日本語でさえも、自分の方言以外の相槌がうまくできるかは怪しいものです。なので、完璧に使えなくても大丈夫ですが、話を聞いてる時にしきりに「オラレ」とか「アンダレ」とか言われると、なんだこれは‼︎とついつい引っかかってしまいます。

引っかかったついでに調べてみました。Wikipediaによると、”óraleの語源は「今」を意味するahoraだったそうです。これを短くしたものに接尾辞-leをつけて、óraleとなり、意味を持たない間投詞として使われるようになった"とのことです。確かに相槌なので、ふんふん何か言っておけばいいという感じですね。

ándaleはandarに接尾辞-leがついたということになりますが、こちらも同様。

ándaleの用法例集:http://dictionary.reverso.net/spanish-english/%C2%A1%C3%A1ndale%20%28pues%29!

使い勝手が、良すぎですね。ぜひとも多用していきたい気持ちでいっぱいです。

hijoにleをつけてhíjole(イホレ‼︎)なんていうのもあります。これは「オラレ」に似ていて、「まじでか!」という感じで驚きや「困ったなぁ」「どうしたものか」という困惑の意味で使われている印象を受けます。

留学すると、教科書には載っていないスペイン語に度々出会います。その国の文化の中で生まれたそれらの言葉は、その国に足を運んでこそ学べるのだと思います。上達具合が自分ではなかなか見えなかったり、いつまでもしゃべれるようになった気がしないのが語学ですが、やはり人が使うもの。面白い表現や言葉がいっぱいあって、奥深く面白いです。スペイン語はいろいろな国で使われていますが、これらの表現はスペインでは使われていないのだから、それも面白いですね。言葉から文化が見えてくるというのはこういうことなのかもしれません。深く探るともっといろんなものが見えてくるかもしれません。

Ándale pues...(それではまた。)

Instituto Cultural Oaxaca
日本人スタッフ あみ

2015年5月15日金曜日

オアハカがおすすめなワケ。

こんにちは。

今週もあっという間に金曜日です。というか、あっという間に5月も中盤戦です。本当に早いものですねーーー。

写真①

オアハカでは、今日も絶好調でセミが鳴いています。日本のアブラゼミのようにけたたましく鳴くというよりは、ヒグラシのようにじわりじわりと鳴いている感じです。しかし、なんというか声(?)が野太くて日本のそれとは随分と違うので、あまり風流な感じはしません。この間、力尽きたセミが道路に転がっていたので見てみると、見た目は日本のものと同じで想像していたより大きかったです。クマゼミのような感じでした。

と、セミの解説はさておき、今の時期はセマナサンタゲラゲッツァの間の時期なので、街全体の雰囲気としては落ち着いています。とはいえ、ここはオアハカ、街を歩いていたら突然カレンダというパレードに出くわしたり、イベントが行われていたりと常に何かしらは行われています。いろんな国や街を旅しましたが、こんなに何かしら日常的にお祭りがある地域は他にはないような気がします。

写真②

個人的な話になるのですが、先日日本からゴールデンウィークを利用して友人が遊びに来てくれていました。その時に「はっ」と気がついたのですが、オアハカ市内外、見所が多い‼︎ということです。そして、友人の言葉に「はっ」とさせられたのが

「街の人、英語全然しゃべらへんな……」

ということです。英語圏の観光客は多いですが、確かに街の人はまずはスペイン語で誰にでも喋りかけてくるのがオアハカだと思います。たまに、誰に教わったのか「ノー、タカーイ」とものを売っているおじさんもいたりしますが、アジアなどの観光地に比べれば少ないのなんの、です。

メキシコにはスーパーマーケットもありますが、市民の台所といえばやはりメルカード(市場)です。市場には果物やお肉などの食品から、民芸品やお土産などありとあらゆるものが揃っているので、観光客にも欠かせない存在です。

そして、オアハカの最大の特徴といえば郊外に様々な村が点在していて、各村々で雰囲気が全く違うということです。そんなものだと特に疑問に思わずにいたのですが、あまりに各村で雰囲気が違っていて驚いたということを友人がしきりに言うので、「言われてみればそうかもしれへん」と再確認したところです。(こんなものだと思っていたので、感覚が麻痺していましたが、よく考えると30分離れた町の雰囲気が全くもって違うなんていうことは日本ではほとんどないですよね……。)

写真③

それぞれの村には民芸品がありますが、独自に(しかも、村の中でも主に家族間で)受け継がれる技術なので、違う村に行くと全く違う民芸品や技術を持っているので、訪れがいがあります。市内のお土産やさんなどに行くと、様々な地域のものを扱っているので、手に入らないことはないのですが、村に足を運んで作り手の人に話を伺ったり、作る工程を見せてもらったりすると、さらに愛着がわく作品ばかりです。

郊外に足を運ぼうと思ったら、バスやコレクティーボタクシーなど公共の機関を使ったり、また人々と話をしようと思ったら必然的に言語が必要になってきます。とは言え、スペイン語は日本ではあまり馴染みがないので、「わからないけど、そのまま過ごそう!」と思っている人も多いと思います。しかし、想像してみてください。

絶対外国から来た、と思しき人が日本で「ありがとう」とか「お願いします」とか簡単なフレーズでもいいので私たちの言葉を使ってくれた時のあの妙なうれしさ。それを聞いただけで「日本語、お上手ですね」なんて日本人はすぐに言ってしまうと思いますが、他の言語でも同じではないでしょうか。スペイン語で挨拶をしたり、値段を聞いたりするとオアハカの人たちはとても好意的に接してくれます。

ですが、メキシコは(とりわけオアハカは)日本からは少し遠い国。言語力よりも観光や買い物が優先されてしまいがちなのはとてもわかります。せっかく捻出した1週間や10日の休みを語学学校でスペイン語を学ぶだけに使うのはもったいないという気持ちもとてもわかります。バックパッカーなどでガッツリと南米を回るという人は、グアテマラの方がはるかに安くスペイン語を学べるというのも聞きました。(そして実際、そういう旅人が多いので、オアハカはスルーされがちのようです。)

写真④

それでも私はやっぱりオアハカをお勧めしたいなぁ、と思います。もしも留学で2〜3ヶ月とまとまった期間オアハカに滞在できるのであれば、平日はスペイン語のクラスをとって放課後は市内の博物館やギャラリーを見て回り、週末にはいろいろな村や周辺にある遺跡を訪れるというのがおすすめです。

写真⑤


もしも1週間くらいしかないのであれば、週に3回ほどプライベートレッスンを2〜3時間ずつ受けて町歩きなどで必要なトラベルスペイン語を受けつつ、習ったスペイン語を使って郊外にも足を伸ばしてみる、というプランを組むこともできます。旅行以上留学未満という、ユニークな体験ができて面白いと思います。スペイン語、敷居が高いなぁ、と思っている方も是非一度スペイン語に触れてみてください。日本人にとっては発音は難しくないので、思い切りよく話せば聞き返されることなく通じるので、それがなかなかうれしいものです。

異国の土地にやってきたという旅行者気分だけで終わらせてしまうのは本当にもったいない町です。言葉も少しわかれば少しは暮らすように旅している気分を味わえるのではないでしょうか。きっと思い出深い旅になるはずです。

夏の旅計画、ぜひともオアハカを候補に加えてくださいね。


【写真】
オアハカのいろいろなところを撮った写真を載せてみました。あまりにランダムなので、「なんだ?!」と疑問に思われた方もいるかもしれません。こうして同じページに載せると、ほんとう、場所ごとの雰囲気の違いが一目瞭然ですね。

①イエルベエルアグア
オアハカ市内からコレクティーボタクシーを乗り継いで約1時間半。絶景が目の前に広がります。少し遠いですが、足を延ばす価値は大いにあり!公共交通機関の乗り継ぎのハードルが高い場合は、ツアーを利用して訪れることも可能です。

②テオティトランデルバジェ
羊毛を使った織物で有名な村です。オアハカ市内からはバスで約1時間。コレクティーボなら30分ほどで到着します。村に入ると多くの家庭の庭先で大きな織り機を目にすることができます。自然の染料を使って染められた糸の色は、繊細でほんとうに美しいです。

③サーガ
イエルベエルアグアの帰りになぜか一瞬降ろされる村。コレクティーボを待つ途中に動物が目の前を通過していきます。

④オアハカ市内
歴史的地区の町並みはユネスコの世界遺産に登録されているというだけあって、中心部は石畳の道も多く、かわいいお店もたくさんあるのでぶらり歩きがほんとうに楽しいです。

⑤モンテアルバン遺跡
かわいいだけじゃないのがオアハカの魅力の一つでもあります。モンテアルバン遺跡は市内からたった25分ほど離れたところにある遺跡です。
広大な敷地で、丘の上にあるので遺跡から見下ろす景色も素晴らしいです。


完全に、オアハカの回し者のような内容になってしまいましたが、おすすめしたくなるんです、誰に頼まれたわけでもなく!!笑 訪れるところ、見所がいっぱいなのに加えて、オアハカはご飯も美味しいので、それもおすすめポイントです。私の中では「ご飯の美味しいところに悪いところはない」というジンクスがあるので、オアハカはいい街です!

それでは、良い週末をお過ごしください。

Instituto Cultural Oaxaca
日本人スタッフ あみ

2015年5月13日水曜日

メリットがいっぱい、スペイン語能力をはかる「DELE」試験について

こんにちは。

一昨日と昨日は雨が降りました。一昨日は夕方にスコールのような雨が降ったのですが、昨日はお昼頃にザーザーと降っていました。今日はまだ降っていませんが、どうなるのやら、天気。

しかし、熱気がさまされると一気に涼しくなるから不思議です。一昨日まで、暑いーーーと言っていたのが一転、半袖では寒いーーー、という状態です。さすが、高地です、オアハカ。

語学を勉強していると、自分の学習の進度を見るため、あるいは実力試しのために検定試験があります。もちろん、一定のレベルの実力に達していたら資格として履歴書にも書くことができます。語学は目に見えないので、このような試験が学習の励みになったりもします。

セルバンテス文化センターによるDELEの説明は以下の通り。
DELE(外国語としてのスペイン語検定試験 スペイン文部省認定証)はスペイン文部省の下に、スペイン国外ではセルバンテス文化センターが実施する、高い信頼性をもったスペイン語能力試験です。

1988年にスペイン語を母国語としない人々のスペイン語能力を測るテストとしてはじまり、現在DELEは世界100カ国以上で実施されています。スペイン語圏への留学、就職などの際に語学のレベルを保証するものとして国際的に認められています。
この資格を取っておくと、国際的に認められているので自分のスペイン語のレベルをアピールすることができるので、挑戦しがいのある資格だと思います。受験料が高いのも、挑戦しがいがある、というか、払ったからには受からねば……!!という気持ちにさせられますね。

ということで、どのレベルを受験するのかも非常に重要になってきます。簡単すぎると、もっと難しい方に挑戦しておけばよかった、と思うかもしれないし、かと言って難しすぎるものを受験して戦意喪失というのも悲しいところです。

そこで、役に立つのがこのサイト。

http://ave.cervantes.es/prueba_nivel/default.htm?Idioma=jap

AVEという、DELEのレベルチェックテストを受けられるサイトです。オンラインで次々に問題が出され、すべての問題を回答し終わると大体このくらいのレベルでしょう、という目安を教えてくれます。これを使うと自分の今のおおよそのレベルがわかるので、受験を考えている人は目標を立てやすくなると思います。

DELEの試験は、「読む・書く・聞く・話す」という多角的なコミュニケーション能力を問われるので、ICOでも試験前には対策コースなどを受験される方もいます。ICOはオアハカでのDELEの公認試験会場でもあるので、慣れた場所で受験できるというのも一つのメリットです。DELEの年間開催回数も日本よりも若干多いので、メキシコでスペイン語を学びたてホヤホヤの状態で挑戦して語学留学を終えるというのもスペイン語留学のモチベーションになると思います。


2015年度は、

  • 7月17日(申し込み締め切り6月10日)
  • 10月16日(申し込み締め切り9月9日)
  • 11月21日(申し込み締め切り10月14日)

とまだ3回も受験チャンスが残っています。受験を検討されている方はオアハカに到着してからでも申し込みが可能です。受験対策コースの受講などもアレンジさせていただきますので、詳しくはメールお問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。

それでは、良い一日をお過ごしください。

Instituto Cultural Oaxaca
日本人スタッフ あみ

2015年5月11日月曜日

続・メキシコの郵便事情

こんにちは。

少し曇っていますが、今日は涼しいオアハカです。

ブログの右側に「人気の投稿」というのを載せていますが、意外といつまでもトップ5に入っているのが「メキシコの郵便事情」についてです。やはり、日本から荷物を送ってもらおうとなるとその国の郵便事情は気になるというもの。そして、実際に住んでみるとますます気になります。(というか、やきもきします、メキシコでは。笑)


なぜなら、やはりお世辞にもメキシコの郵便システムはいいとは言い難いからです。ちなみに、以前の投稿の際に書いた「かれこれ4、5ヶ月届いていない手紙」は未だに届いていません。1年以上は待っていることになります。その後、何度か郵便局に足を運んでは問い合わせてみたのですが、相変わらず「ここには届いてないからなぁ」と言われるばかり。しかも、郵便物が届かない場合は直接配達員と話さなければなりません。彼らは朝9時に配達に出かけてしまうので、8時から9時に電話するか、郵便局に出向かなければならないので、コンタクトを取るのも一苦労……。先日ようやく平日に郵便局に行くチャンスがあったので行って問い合わせたのですが、答えは同じ。

「うーん、届いてないからなぁ」

とのことでした。配達員を取りまとめる上司みたいな人とも話したのですが、「彼は信頼のおける配達員だから、無くしたりはしていない」ということでした。つまり、やはり私にできることは「待つ」のみ。海外からの郵便はメキシコシティにまずは届くので、次に問い合わせるとしたらそこでしょうか……。

日本郵便で、国際eパケットというサービスを見つけて、小型の荷物で急ぎで送ってもらいたいものがあったのでそれを使いました。その特徴は以下の通り。

  • 2kgまでの小形物品をEMS(国際スピード郵便)や航空便扱いの書留付き小形包装物より安く送ることができます。
  • 航空便扱いとなります。
  • 一部の国で追跡ができるほか、6000円を限度に補償もあります。

EMSよりも安くて、そして航空便扱い。しかし、結果的にはこれは期待が持てそうだと思った私が甘かったです。(航空便というところに期待をかけすぎました。)

追跡番号も付いているので、追跡をしていたのですが例によって日本を1〜2日で出発した後パタリとアップデートが途切れました。待てど暮らせど一向に届く気配がなく、郵便局に問い合わせに行くと(小包は手紙とは窓口が違うので、いつ聞きに行ってもOKです)、「ないものはない」という常套句……。それで、「ああ、そうですか」とすごすごと引き下がるわけにはいかないので、追跡番号や私の名前などあらゆる情報を見せ、そして日本は何日に出たという記録がある旨を伝え、重要な荷物であることを必死にアピール。ここにきてようやくシステムで調べてくれるというので、「初めからそうしてくれよ」と思いつつ、目の前で調べてくれているシステムはインターネット上で誰もが調べられるのと同じもの。つまり、家で何度も調べているあのシステムと変わりがないのです。「ああ、そのシステムを使うのなら結果は一緒だよ、届いてないよ。メキシコにもついた記録はないよ」と心の中で密かに思い、その結果を伝えられて「なんでだ‼︎めっちゃ大事な荷物なんですよ‼︎」と最後にもう少しだけごねて、問い合わせ終了。

その後この荷物は追跡番号が付いている荷物とは思えないほど時間がかかってなんとか到着しました。しかしこの際、速さ遅さに文句を言っている場合ではありません。無事に到着してくれたことに感謝です。

というレベルの郵便サービス。本当、苦労させられています。そして、相変わらず切手博物館では「世界のアニメ切手特集」など面白い展示がたくさんあります。(日本のキャラクターでは、ドラえもんやサザエさんがありました!)

EMSも、おそらく今回試した国際Eパケットという郵便物も大事なのは「タイミング」なのだと思います。オアハカ行きの荷物がタイミングよくメキシコシティから出発する場合は、とんとんとんとやってくるのですが、その荷物にあぶれてしまうとこのようにものすごい時間がかかるということがわかりました。「運」ですねーーー。

普通郵便では、アメリカからでも1ヶ月強、ヨーロッパからは2〜3ヶ月かかっているようです。

海外で過ごすので、「手に入らない」と諦めるか、日本でしか手に入らないような物は渡航する際に忘れ物なきよう持ってきたほうが良さそうですね。

郵便事情は相変わらず微妙なメキシコですが、インターネット事情は相変わらず日本よりも開けていると感じます。カフェなどでもパスワードさえ入れればすぐにインターネットにつなぐことができます。だからなのか、メキシコでもスマートフォン人口はかなり高いように見受けられます。おもちゃみたいな通話とメールのみができるプリペイド電話も相変わらず幅を利かせていますが、若い世代を中心にスマホユーザーが多いと感じます。

最後に、余談ですが去年投稿した郵便事情のブログの記事に載せた本物か偽物か疑ってしまうようなポスト(写真)は、なんと、なくなってしまいました。どこに行ったのかは知る由もありません。


インターネットがこのままの速度で普及していくと、ますます郵便のサービスが行き届かないようになるのでは、という不安を覚えつつ、これも文化かなぁという気もしています。そう考えると、日本の郵便サービスはすごいなぁ、の一言に尽きます。

それでは、良い一週間をお過ごしください。

Instituto Cultural Oaxaca
日本人スタッフ あみ

2015年5月8日金曜日

折り紙

こんにちは。

今日のオアハカはひなたは相変わらず灼熱の太陽ですが、室内は風が吹けば涼しくて過ごしやすいです。

一ヶ月ほど前から、アメリカの小学生の兄弟が子どもスペイン語コースで学んでいました。9歳と8歳の男の子の兄弟です。とても人懐こくて、仲のいい兄弟で、いろんなことを教えに来てくれていました。

彼らは虫や昆虫などが大好きなので、休み時間のたびにトカゲなどを探して見つけては私にも教えてくれていました。そして、今日が彼らの最後の日だったのですが、「うおーーーー‼︎」と絶叫しているので何かと思って見てみると、木の上にイグアナがいました。オアハカで野生のイグアナを見たのは初めてだったので驚きました。

ユカタン半島などに行けば、遺跡の近くをイグアナが歩いているという光景を目にすることはあったのですがオアハカにも野生のイグアナいるんですね。しかもそれが木の上の方を、枝から枝へと器用に移動しているのでさらにびっくりしてしまいました。




兄弟は、虫や昆虫以外にも色々とネタを仕込んではやって来ていたのですが、今日は最後だからといって折り紙と敷物(自分たちで作ったもの)をプレゼントしてくれました。折り紙は日本の文化ですが、今やいろんな国に広まっているようです。

写真のものは、雑紙で作ったものですが、白い紙に数字を書いて「何番?」と聞いてパクパクさせて、最終的に書いてあるコメント(だいたい変なコメント。こういうことをするのは全世界共通なのですね。笑)を読んで爆笑して去っていくという、日本の小学生となんら変わらないセンスです。

日本人だから折り紙くらい朝飯前やで、と何か折ってあげると(鶴など)とても喜ばれるので、海外に行くときは折り紙を持っていくと重宝するのですが、こんな風に逆に相手から折り紙をプレゼントされるとなんだかとても新鮮です。こんな風に、日本の文化が他の国の子どもたちの間でも遊ばれているんだなぁ、と思うとなんだか嬉しい限りです。とても心がほっこりとしました。

来週から、この兄弟がいないのかと思うとさみしい限りです。

それでは、良い週末をお過ごしください。

Instituto Cultural Oaxaca
日本人スタッフ あみ

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