2014年11月25日火曜日

12月のイベント

こんにちは。ひなたぼっこが気持ちのいい季節になりました。

夜は気温が下がるので、ソカロ付近で売られているポンチェをしばしば飲んで暖をとっています。季節ものというのはやっぱりいいものですね。「今しかない」と思えば、ついつい飲みたい気持ちが高まるというもの。この冬は、いろんなところのポンチェを飲み比べしたいな、と思います。

さて、今日はInstituto Cultural Oaxacaからのお知らせです。普段から、文化研修やワークショップには力を入れているICOですが、12月からさらに文化イベントがパワーアップします。

クリスマス(ナビダー)関連のイベントも街の中でたくさん開催されるので、それらのイベントをさらに理解するためのミニ講義や教会の訪問などが予定されています。また、CINE DEBATEと題されたメキシコ映画の鑑賞会も始まります。映画を通して、メキシコの文化に触れます。ICOの生徒さんは、いずれのイベントも無料で参加していただけるので、この機会にぜひぜひスペイン語を学びにきてみませんか。(※詳しい予定については、イベントカレンダーのページをご参照下さい。11月は空欄ですが、12月からイベントでたくさんですよ♪)

また、12月8日(月)〜はクリスマスに関したワークショップが始まります。ピニャータを作ったり、ナシミエントについて学んだり、クリスマス時期によく食べられる料理を作ったりと、盛りだくさんの内容なので、そちらもぜひぜひお楽しみに。

質問やお問い合わせなどありましたら、お気軽にお問い合わせ下さいませ。

それでは、良い一週間をお過ごし下さいね。

Instituto Cultural Oaxaca
日本人スタッフ あみ

2014年11月19日水曜日

オアハカに泊まる!!

こんにちは。

また何やら雨が降りそうなオアハカです。季節の変わり目の天候が定まらないのはどこの国も同じなのですね。

生徒さんたちと話していると、旅の途中でオアハカに来ている人たちも多いので、「オアハカでスペイン語の習得が終わったらビーチに行く〜♪」とか「南米をまわる〜♪」とか楽しい旅のプランを聞くことが多いです。そんな話を聞いていると、旅に出たい欲がもりもりとわき上がってきますが、同時に聞くのが「どこに滞在しようかな……」という声だったりもします。やはり、衣食住は私たちの生活の基本のきです。だからそれらが充実していないと良い滞在はできないと言っても過言ではないと思います。

インターネットの時代ですから、どこに泊まろうかな、というのはネットの口コミや写真を頼ることが断然に多いのですが、やはり生きた情報というのが重宝するというもの。ましてや、日本からメキシコは結構な距離があるので現地の声を収集するのが難しいのは否めないと思います。

そこで今日は、オアハカでのいろいろな滞在方法を少しご紹介したいと思います。


  • 【ホームステイ】


メキシコの文化をより身近に体験したいなら、やはりホームステイが一番です。陽気で明るいメキシコ人の家族と生活を共にすることで、生きたメキシコを感じられます。

そして、ホームステイの醍醐味はなんと言ってもご飯。メキシコでは、一日のうちで昼食に一番時間をかけゆっくりと食べる食文化があります。オアハカはモーレなどおいしい料理がたくさんあることで有名ですが、レストランでは味わうことのできない家庭の味を楽しむことができるのは、家族の一員として生活するホームステイならでは。

また、ホストファミリーと出かけたり、親戚の人が家にやってきたり、メキシコ人の生活を丸ごと体験することができるでしょう。家族とのコミュニケーションは全てスペイン語なので、スペイン語の上達のためにオアハカに来られる方は、この方法が一番いいかもしれません。


  • 【B&B】


朝食付きの宿のことです。日本で言うところの民宿のような感じでしょうか。朝食がついているので、ゆっくりと一日を始めることができます。

La Betuliaは、観光客のメインストリート(アルカラ通り)からも近く、市内の観光にも抜群の立地です。街の中心ですが閑静な住宅街にあるので、落ち着いた雰囲気でゆったりと過ごすことができるので、バケーションなどでオアハカを訪れる方におすすめの宿です。徒歩圏内にレストランやバーもたくさんあるので、とても便利です。

アパートのように、キッチン付きの部屋もあり1週間単位で借りることができるので、自炊したい方はこちらがおすすめです。

ICOの生徒さん向けの特別料金もあるので、スペイン語を学びながらもバケーションのようなリラックスした滞在をしたい方はぜひこちらをご利用下さい。


  • 【アパート】

しばらくオアハカに腰を据えて暮らしたい、勉強したいという方にはアパートがオススメです。



アパートのいいところはやはり自炊ができるというところです。自分のペースでの暮らしを楽しみたい方にはアパートがおすすめです。オアハカの街は長期滞在の外国人も多いので、旅行者や一時滞在の身分でもアパートが割と簡単に借りることができて便利です。1ヶ月単位の滞在が条件になりますが、長期滞在の方はアパート暮らしでの滞在という方法もありかもしれません。


  • 【ポサダ】


家族経営などの小さな宿です。キッチンのあるところや、朝食が提供されるところなど、ポサダによってさまざまなサービスが提供されます。

1人で泊まると割高になってしまいますが、2人などで利用すると経済的に長期滞在をすることができます。


  • 【ホスタル】

旅人の味方と言えばやはり、ホスタル。他の人と部屋を共同で使うドミトリーに泊まれば、いろいろな国から来た旅人と知り合うことができるでしょう。メキシコ国内や、南米を旅する人の中継地でもあるオアハカでは、旅の貴重な情報交換場所です。また、安価に泊まれるというのも大きな魅力です。


オアハカに来られる期間や目的も人によってさまざまだと思うので、自分にぴったりと合ったところに滞在すると、より楽しく街を楽しめると思います。

Instituto Cultural Oaxacaでは、生徒さん向けにホームステイ、B&B、アパート、ポサダの手配のサービスも行なっています。学校が紹介するところなので、どこも安全なところばかりです。

暮らすように旅ができたら、その国や街をまた違った角度から見ることができるかもしれません。さまざまな宿泊オプションのあるオアハカにぜひお越し下さいね。

それでは、また!!

Instituto Cultural Oaxaca
日本人スタッフ あみ

2014年11月17日月曜日

クリスマスコース

こんにちは。

「雨はもう3月まで降らないよ」

と言われたのに、早速雨が降っているオアハカです。死者の日が終わって、もたもたと死者の日レポートの記事を書いているうちに、街は着実にクリスマス(ナビダー)の模様になってきました。

死者の日のころから、クリスマスツリーやら、それの飾りやらをちらほらと見かけてはいたのですが、死者の日が終わった途端、その面積は一気に拡大した感じがします。

そして、ポンチェ屋さんをちらほらとみかけるようになりました。ポンチェとは、フルーツがいっぱい入ったあたたかい飲み物で、メキシコやグアテマラでクリスマスの季節によく飲まれている飲み物なんだそうです。気温がぐっと下がる夜に飲むとほっこりとした気持ちになる優しい飲み物です。

▲これから街を歩いたらポンチェを探してしまいそうです。

Instituto Cultural Oaxacaでは、クリスマスの時期に合わせてクリスマスコースを用意しています。2014年は、12月8日(月)からの開催です。クリスマスならではの料理を学ぶワークショップなども開催されます。(上記で紹介したポンチェの作り方も学べます♪)12月は、その他にもポサダなどメキシコの文化を経験できるアクティビティがたくさんです。

スペイン語を学びながら、メキシコやオアハカの文化もぜひぜひ体験して見てはいかがでしょうか。素敵な経験になることでしょう!!

▲クリスマスコースのパンフレットはこちらから。(クリックすると拡大します)

お問い合わせはこちらからお気軽にどうぞ。

それでは、良い一週間をお過ごし下さいね。

日本人スタッフ あみ

2014年11月11日火曜日

コンパルサ(死者の日)

こんにちは。すっかり、雨季は明けているようです。この間、友人と話していて、

「次の雨はいつ降るかなぁ〜」

と聞くと、

「3月か4月」

と言われました。雨季のときはあんなにも毎日降っていたのに、乾季になると本当に全く降らなくなるんだなぁと感心してしまいます。でも、いくらなんでも次の雨が3月ってことはないだろう……と思ってしまいますが。まだ4ヶ月も5ヶ月も先なのですから。

さて、死者の日が終わって1週間が経ちますが、まだあります、死者の日ネタ。最後は「コンパルサ」について書きたいと思います。

コンパルサとは、仮装行列のことです。死者の日コースの最終日にICOでもコンパルサが開催されました。ワークショップで作ったマスクをかぶったり、さらに自分で衣装を用意したりと、みんな思い思いの格好をして学校を出発です。


▲バンドが到着。ホーンやら太鼓やら、本当ににぎやか。

学校を出発して、音楽に合わせて街を練り歩きます。ただ単に行列で歩くのではなく、「仮面をかぶって」「仮装して」というところにこのコンパルサのはちゃめちゃな楽しさがあると感じます。
顔を覆って隠すことはさまざまな意味合いがある。他人からはわからないということのみならず、装着するマスクがかたどっている精霊動物(実在架空を問わず)等そのものに人格が変化する(神格が宿る)とも信じられ、古くから宗教的儀式・儀礼またはそれにおける舞踏、あるいは演劇などにおいて用いられてきた。(「仮面」ウィキペディアより抜粋)
それに加えて、メスカルも振る舞われて、ますますご陽気です。コンパルサがあると、道はそちらが優先です。車はコンパルサの行列が通り過ぎるまでじっと待っていなくてはなりません。でも誰も嫌な顔をせず、「わ〜!!お祭りがやってきたーー!!」という感じです。いやぁ、メキシコ、寛容ですね。たのしい。



学校に帰ってきてからも音楽は続きます。音楽に合わせてゆかいに踊って、パンやらホットチョコレートやらが振る舞われてお祭りは続きます。

このように、死者の日が近づくと、街のいろいろなところでコンパルサが開催されていました。オアハカの郊外にエトラという街があるのですが、そこはコンパルサが有名なのだそうです。

というわけで足を運んできました。思い思いに仮面を……、というか、もはやコスプレ大会です。モンスターズインクのマイクがいたり、NARUTOのキャラクターがいたり、モンスターはいるし、くまちゃんの着ぐるみはいるし、もう、なんでもあり……。


でも一様に、みんなクレイジーに騒ぎまくっていました。コンパルサは一つの行列のことかと思っていたら、幾つものグループが街を練り歩くのだそうです。だから、コンパルサ同士が街の中でかち合うこともあり、かち合ったら楽団がコラボして一緒に音楽を演奏してさらに大きなコンパルサになるようです。

大きな輪が道の真ん中にできて、人々は踊り、その側ではロケット花火はおっちゃんが素手で打ち上げて当たりに火の粉をまき散らしているし、なんなんだこの状況は……!!でも音楽がなればみんな踊るし、楽しいのには間違いない!!

コンパルサは、夜通しいろんなところに移動しては演奏を続けるそうだ。エトラの他の地域に移動して「バンド対決」を見に行きました。バンド対決では、2つのグループが音楽を鳴らし合います。そして、どちらかが疲れ果てて演奏できなくなるまで続けるのです。時間にして約30分。その言葉の通りノンストップでホーンがかき鳴らされ、太鼓がどんどんと叩かれ、観衆は踊り狂います。


▲一瞬、何のためのコンパルサか忘れそうになりますが、死者の日のお祝いの一環です。

このコンパルサは、本当に力強いものを感じました。仮面の力もあるのか、もの凄い迫力で魂がぶつかり合う感じがしました。やはりお祭りというのは、どこの国も魂を揺さぶるパワーを持っているなぁとつくづく思います。そして、このはちゃめちゃな感じは、写真とかだけでは伝わらないからぜひとも現地で体験してもらいたいと思いました。

初めてのオアハカの死者の日週間は、毎日が驚きに満ちていました。

それでは、良い一週間をお過ごし下さいね。


Instituto Cultural Oaxaca
日本人スタッフ あみ

2014年11月7日金曜日

お墓めぐり


こんにちは。今日も青い空がきれいなオアハカです。

タイトル「お墓巡り」。他人の墓を見せ物にして巡るとはなんと不謹慎な、という気がしてしまいそうですが、巡るんです。

オアハカでは、お墓で死者を迎え、一晩を一緒に過ごすという習慣があるところもあります。上の写真、アッツォンパという村のお墓もその一つです。

10月31日の夜に訪れると、たくさんの人たちがそれぞれの墓の前で過ごしていました。ここでもやはりセンパスーチル(マリーゴールド)の花や、クレスタデガジョ(鶏冠、の意味)の赤い花が飾られます。クレスタデガジョは、本物の鶏冠のようにゴツゴツと固い花です。その他にも食べ物のお供え物なども墓を飾られます。アツォンパ村のオアハカでは、この長い長いろうそくが印象的でした。立てられている数も半端ではなく、暗闇にオレンジの光が無数にゆらゆらと揺らめいている様子に思わず息をのみます。

そのろうそくの光を絶やさないように家族たちが一晩中守をするのです。その様は写真のように本当に幻想的で、こんな風に死者を迎える伝統や習慣を素晴らしいなぁ、と見とれていると、その横では特設ステージが設置され、夜中にも関わらず爆音で音楽が奏でられていたりするのを見ると、思わず「墓参りってなんだろう……」と現実に引き戻されます。

所変われば、さまざまな違いがありますが、この死者の日というのは日本人の私にとっては特におもしろいと感じるお祝いの一つだとこの墓巡りを通じて実感しました。なぜなら、「死者の日」というのは故人が家族の元に戻ってくるといういわゆるお盆のお祭りで、その根本にある考えは日本のそれと全く同じなのに、国や、地域や、文化や、人が違うとこんなにも違った表現の方法になるのか、と純粋な驚きがあるからです。しかし表現が違うけれども同じ気持ちでご先祖のことを思うのだな、と人間の営みの美しさに心を打たれ、そこにも魅力を感じます。一言で言うと、おもしろいなあ、というわけです。

しかしまぁ、こんな風に盛大に迎えてもらったら、ご先祖さまもうれしいだろうなぁ。そりゃあ、歌いたくも踊りたくもなるか、と思ったり。

他人の墓を巡るなんて、と思ったけれど、とても良いものを見せてもらいました。

それでは、良い週末をお過ごし下さい。

Instituto Cultural Oaxaca
日本人スタッフ あみ

2014年11月5日水曜日

祭壇づくり(死者の日)

こんにちは。死者の日が過ぎたオアハカです。


死者の日には、本当にたくさんの人で街が賑わっていました。街に溢れるガイコツも普段の5倍増しくらいでした。メキシコを訪れる人たちもガイコツを期待しているし、それを待ち受けるメキシコの人たちもいつもより多めにガイコツを仕入れて待ち構えているのです。

それはともかく、死者の日で特に目につくようになるのが「祭壇」です。家の中や外に故人たちを祀る祭壇がこの死者の日に合わせて特別に設置されます。センパスーチル(マリーゴールド)の花で飾り付けられているものが多いのですが、オレンジや黄色が本当に色鮮やかで目を見張ります。歩いていてこの華やかな祭壇を見つけるとついつい足を止めてみてしまいます。

祭壇には、故人の写真、パンデムエルト(死者のパン)、果物(リンゴやオレンジなど)、ピーナツなどさまざまな者が飾られます。その祭壇をICOの中にも毎年設置しているようで、それを手伝いました。これがなかなか大変な作業でした。

まずは、センパスーチルの花をひたすら飾ります。ものすごい量です。でも、これを隙間なく敷きつめていくと本当にきれいなので、遠くから眺めては、「うん、うん、いい感じ」と途方に暮れそうな作業の労をねぎらいます。

センパスーチルを飾り終えると、今度は段を組みます。写真で見た限りではきれいな段になっているので、てっきりひな祭りのひな壇のように、骨組みがあるのかと思っていました。ふたを開けると、頃合いのいい机などを並べて、上から黒い布をかぶせるというからくりでした。さらに本などで高さを調整します。

ここまでは、指示された通りに文字通り「ひたすら」すればいいのですが、ここから写真を飾ったりするので、やはり、身内じゃない者はできない作業だなと感じます。ここに飾った方がきれいだな、とか、これは誰々だ、とか、写真を眺めながらその人に想いを馳せる、その作業こそが祭壇づくりの意義のようにも感じました。

最後に、パンを飾ったり、ピーナツをおいたり、センパスーチルの花びらを撒いたりして完成です。ろうそくを灯して、コパルというお香を焚いたり塩を撒いてお清めをしたりしていました。(↑の写真が完成した今年度の祭壇)

日本では、仏壇が既に家の中にあるのでそれをきれいにしたりしますが、メキシコでは死者の日のためにゼロから設置するというのがとても興味深かったです。外に設置、というのもなかなかインパクトがありました。でも、日本もメキシコも、ご先祖さまを盛大に迎えたいという気持ちを表すためにさまざまな準備をするのだなぁというのを強く感じた祭壇づくりでした。

余談ですが、この祭壇の解体は結構直ぐに行なわれるので驚きました。


飾ってあったカラベリータをもらいました。「あなたが死ぬときは痛みなく安らかに死ねますように」(つまり、人生を全うできますように、ということだと思います。)という願いをこめてプレゼント(?)するのだそうです。

色々おもしろい体験ができる、死者の日でした。

Instituto Cultural Oaxaca
日本人スタッフ あみ

2014年11月3日月曜日

死者の日ワークショップ(お菓子づくり編)

死者の日コース、ワークショップがもう一つ開催されています。死者の日にまつわるお菓子づくりです。「死者の日」というくらいなので、ガイコツのグッズが巷にあふれるわけですが、特に目を引くのはざーーっとたくさん並べられたガイコツの砂糖菓子たち。

スペイン語では、Calaveritas de azúcar(カラベリータスデアスーカル)。英語では、Sugar Skull(シュガースカル)。日本語では……。なんて言うのでしょうね?!日本にはない文化なので、その名前もありません。

さて、このカラベリータスは、死者の日が近づくと市場やスーパーでよく売られているのを見かけます。砂糖のものや、チョコレートのものやら、さまざまですが、どれも派手派手にデコレーションが施されていて、みていて楽しい一品です。日本でガイコツというと、あまり縁起のいい感じはしませんが、なにせメキシコのガイコツたちは陽気なのです。

売られているのでよく見かけるけれど、意外と作り方は知らない、ということもよくあります。死者の日コースの2週間の間、死者の日にまつわるお菓子づくりのワークショップが開催されました。


まずは、材料を目の前に作り方の説明を受けます。


お菓子づくりに必要な単語を学びます。食べ物を作ることは日常に欠かせないことですが、料理にまつわる単語(用具などは特に。)は意外と知らなかったりします。


いよいよ型の中に砂糖を入れます。


こういうガイコツの型がメキシコにはよく売っているのですね。死者の日前後には売り切れてしまうのだそう。


型から外したガイコツはこんな感じです。


食紅でデコレーション用のクリームを作ります。いろいろな色を混ぜて作るのですが、「思てた感じと違うーーー」とかワイワイいいながらお菓子づくりは進みます。


ケース越しの写真しか取れませんでしたが、出来上がりはこんな感じでした。やはり、カラフルにデコレーションすると一気にポップになります。

この砂糖菓子、祭壇などにも飾られていますが、最後はどうするのでしょうか。食べるのかなぁ……?!でも、100%砂糖。甘そう。……素朴な疑問です。

全ての人が手作りでこれらのものを準備するわけではありませんが、お祭りの準備を眺めるのはとても興味深いです。それぞれのものに意味があって、段階を踏みながら準備するのは日本のお盆と同じだなと感じました。

それでは、まだまだ死者の日のレポートを続けたいと思います。

日本人スタッフ あみ

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