2014年7月31日木曜日

ゲラゲッツァ 2014


こんにちは。昨日の晩は、久しぶりに雨が降ったオアハカです。

ゲラゲッツァが終わるのを待っていたかのようなタイミングでの雨でした。というのも、ここのところ全然雨が降っていなかったのです。それまでは夕方になると計ったかのようにざあざあ降っていたので、ゲラゲッツァとかぶったら大変だなぁ、と思っていたのです。見事にゲラゲッツァの期間を避けたような雨の降り方でした。

そんなわけで、今日は朝から涼しいです。日本の友だちからよく「メキシコ暑いと思うけど……」と言う内容のメールをもらいますが、実際には日本の方が断然暑いと思います。メキシコは確かに日本よりも南に位置しているし、「灼熱」という感じなので暑いというイメージを抱きがちですが、オアハカは海抜が1,500メートルを超えているので、実は結構涼しいのです。(日本だと、長野県の上高地が海抜1,500メートルくらいだそうです。)日本と違って気候は乾燥しているので、朝晩はとてもさわやかなのです。昼間は日差しがきついのである程度気温は上がりますが、建物の中やかげに入ると涼しい風が吹き抜けます。もちろん、メキシコは広い国なので、場所によっては湿度が高くて日本のように(あるいはそれ以上)暑いというところも存在すると思いますが、ここオアハカは湿度が低くて本当に過ごしやすいなぁ、と思います。

そんないい気候のオアハカですが、やはりゲラゲッツァは激熱でした。さすが、年間を通して最も盛り上がると言われている時期だけあるという感じです。

私は、7月28日に行なわれた2週目のゲラゲッツァを見に行ってきました。オフィシャルで行なわれているのは、市内のフォルティンの丘にあるオーディトリオなのですが、オアハカ郊外のサンアントニーノカスティージョという村でもゲラゲッツァが開催されているとのことで、そちらに足を運んできました。オーディトリオのものよりも小振りだということですが、より地元色が強いということで楽しみにしていました。

サンアントニーノカスティージョは、オコトランという街の近くで、刺繍が有名な街でもあります。一度足を運んだことがありますが、とても小さな村でした。中心にソカロがあって、その側に教会と市場があるというような、こじんまりとしたところです。そんなサンアントニーノの村のちょっと外れたところにゲラゲッツァの会場はありました。舗装されていないでこぼこの駐車場に車がたくさん並んでいました。

テントが特設されていて、その下にはたくさんの屋台が並んでいます。アグア(果汁の入った水)、タコス、ニエベ(アイスクリーム)、パンなど、などオアハカのおいしいものんがずらりと並んでいました。誘惑のテント……。すでにお昼ご飯を食べていましたが、誘惑に負けてアグアを飲みつつタコスとニエベを食べました。オアハカの屋台は、炭火を使って調理しているところが多いので、あたりにいいにおいが漂って本当に食欲を誘われるのです……。

腹ごしらえを済ませてゲラゲッツァの会場に行くと、すでにたくさんの人。村中の人が集まっているんでないか、というくらいにぎっしりです。中心に丸いステージがあり、その周りを芝のエリアがあり、もう少し離れたところにスタンド席があります。芝のエリアは「マイチェアー」を家から持ってきた人たちがイスを並べて観戦準備ばっちり。みんないい席で花見がしたいからシートを持ってきて場所取りをしている日本の風景にも似たものも感じつつ、でもここはメキシコ。音量がすごい……!!!

まずは、コパル(メキシコのお香)でステージを清め、いよいよゲラゲッツァの開幕です。一番最初は、会場となっているサンアントニーノの人たちが自分たちの民族衣装を着て踊ります。特産品を紹介したあとに、持っていた陶器をがしゃーんと地面に投げつけたのには驚きました。一気に歓声が上がって、踊りが終わったあとは客席に向かって特産物を投げ込みます。私も運良く一つゲットしました。四角いパンです。その他にも、セボジータ(タマネギの小さいもの)や、ライム、チョコレートなど様々なものが投げ込まれていました。日本でも餅がまかれたりしますが、それと同様、みんな何かをつかみ取るのに必死です。手を広げて、「こっちにもーーーーーー!!」と叫び、会場の一体感ったら。

次々に各地を代表するグループが現れて、そして自分たちの地域を紹介していきます。パレードのときと同様、それぞれのグループごとにブラスバンドが生演奏で踊りを盛り上げます。指揮者がいないのにあんなにもよく揃って、すごいなぁ……と感心している暇のなく、目の前をカラフルな衣装の踊り子たちがまわっていくので、それを追いかけるのに必死にです。

しきりに、「ビバー!!」と叫び、楽しそうに踊ったり、それを見守る観客を眺めていると、お祭りっていいな、とか、伝統的なことを守るというのは大切なことだな、としみじみと感じました。パレードの時にも感じましたが、躍動感や、生きている感じがこちらにまで伝わってきて、それはただもう美しいとしか言いようがありませんでした。

しかし、メキシコの人は本当にお祭りが好きだなと感じたのは、夕方の5時くらいに始まって、8時になっても、9時になっても、10時近くになっても全く終わる気配がないのです……。どうも、本当に遅くまでこの踊りが続くみたいで、会場での踊りが終わったあとも、村の広場で音楽や踊りはひたすら続くとのことでした。その際に、タマーレスなどが振る舞われるのだそうです。確かに、帰りのバスの中から窓の外を見ていると広場には、夕方にはなかった屋台が乱立してこうこうと光を放っていました。(そして、裸電球に照らされた湯気がほくほくのタコスのまたおいしそうなこと……!!!)

いや〜、メキシコ人のお祭りにかける本気を見たような気がします。パレードを見た時に、もう十分きれい衣装や踊りを見たしゲラゲッツァは見なくても大丈夫かななどと思っていましたが、ちゃんとゲラゲッツァを見に来てよかったーーーと思いました。やはり、聞いていたのと見るのとでは全然違います。とてもいい経験になりました。


ICOスタッフ
あみ

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